2016年12月31日土曜日

[ご挨拶]2016年、1年間ありがとうございました。

皆様お疲れ様です。元日の天皇杯決勝へ向けてしっかりとコンディションを整えるため、今晩は早寝予定のにったです。

久々の「元日決勝」…もうここまで来たら何も言う必要あるまい…!

目の前の敵にとにかく勝つのみ!2016年度最後に、そして2017年最初に頂点を獲って笑うのは、我らが鹿島アントラーズだ!

※年内最後の最後まで暑苦しい鹿島愛を隠さない姿勢…本当に申し訳ありません。


さて、本日は2016年の大晦日ということで、パートナーの皆様、顧客の皆様、その他取引先の皆様…そして、本ブログの読者の皆様に、心からの御礼をお伝え申し上げる所存でございます。


口を開けば「鹿島アントラーズ」という言葉を放つ僕の、たまにする真面目な話をしっかりと聞いていただき、参考にしていただき、そして的確な論点で議論していただける皆様…

今はただただ「あぁ、今年も上手く使ってもらえたなぁ。」という思いでいっぱいでございます。

これもひとえに、「上手く使ってくださる」皆様がいるからこそです。心より感謝致しております。


2017年もより「持続可能な組織を育てる」皆様に貢献するため精進致しますので、引き続き御愛顧の程いただけますと幸いに存じる次第であります。


また本ブログについてですが、より多くのネタを皆様にご紹介できるよう、記事の更新方法を(新年早々)変えてみる予定でおります。

こちらも皆様にとってよりよい情報提供となるために(手探りではありますが…)試行錯誤してまいりますので、引き続きどうぞよろしくお願い申し上げる次第でございます。


それでは皆様、2016年最後の夜、良い夢が見られますように…

そして、2017年最初の朝、良い初夢が見られますように!

2016年12月30日金曜日

[Q&A][経営管理][財務経理]年末年始に読むのにオススメの本ってありますか?(経営管理・財務編)

皆様お疲れ様です。年末ギリギリまで作業日和が続くにったです。

僕にとって12月31日は、毎年「ただの月末」といった感じなんですよね。という訳で今年もフツーに作業をしている予定であります(”外からの連絡”がないのでその分集中してやれるという噂も…!)。

まぁ、さすがに三ヶ日はゆっくりと過ごしますが…。こちらで紹介していっている書籍も読まねばなりませんしね(&たまには娘サービスもせねば…!)。

ただ、2017年はカレンダー的に4日始業の方も多いとか?

…今から「平常時のただの3連休」感がビンビンにしているところでございます…。


Q1「年末年始にゆっくり読むのにオススメの書籍はありますか?」

さて、今回も前回の記事に引続き、年末年始に読むのにオススメの書籍のご紹介を。

今回は経営管理や財務に関する書籍を1つご紹介します。


A1-2「稲盛和夫の実学 経営と会計(稲盛和夫)」



  • 「会計ってどう経営に関わるの?」
  • 「数字を見る意義があまり分からない(数字を見て意思決定するやり方が分からないため)」
  • 「なんで数字(経理や財務)の人たちってそんなに細かいの?」
などと言われた際に、100%の確率で「まずはこれを読んでみると良いよ」と紹介する書籍がこちらなのですが、そんな本書を僕は毎年必ず年末年始に読むようにしています。


理由はあまりにも単純で恐縮なのですが、
  • 僕が数字を見て意思決定をする(またそのサポートをする)ことを生業としているから
  • 稲盛和夫氏がダントツで『日本における数字を見て意思決定を行う第一人者である』から
という2点のみです。


僕や僕と同様の仕事をしている人間にとって、率直に稲盛和夫氏は「最強の上位互換」だと思うんですよね。

そんな彼の、(あまりにも有名な「アメーバ経営」の方法論ではなく)「経営と会計」というものに対してどういった価値観・捉え方・考え方を持っているのか?ということが書かれているのが本書なのでございます。


「数字」に関わる人間は得てして、「数字至上主義」に陥ってしまいがちなもの。しかし忘れてはいけないのは、経営にとっては数字が「至上命題」とはならないということなのですよ。

また、「数字」が専門でない人間にとっては、「それがどう経営に繋がるのか?」という点がしっかりと腹に落ちなければピンとこない…どころか、「この人は頭でっかちだなぁ、経営の現場を分かってないね」という評価をしがちなんですよね。

(その認識は誤りですよ、ちゃんと「経営」と「数字」は密接に繋がっているんですよ、とだけ一応注記しておきますね。)


「数字」に関わる側の人間としては、「数字を経営に繋げる(また、それを的確に説明する)」責任がある。

「数字」が専門でない人間にとっては、「数字が経営に繋がる」ことを理解しようとする努力が必要である。

本書は、そんな双方にとって実のある内容となっていると考えている次第なのでございます。


ぜひとも組織の規模の大小に関わらず、経営者や事業者の方に手にとっていただきたい一冊となっております。


…と、本当は3撰ご紹介しようと思っていましたが、もう年を越すまで日にちもないですし、2撰で止めておこうと思います…!(…問題ないですよね…?)

という訳で、残り1撰は(覚えていたら)来年のこのくらいの時期にご紹介致す所存。

もしどうしても知りたい!という方がおられましたら、直接お申し付けくださいね!

(※プライベートというか、娯楽として読むコミックなので、特別知る必要もないと思われるところですが…!)

2016年12月27日火曜日

[Q&A][経営管理][個人事業]年末年始に読むのにオススメの本ってありますか?(経営者・事業者編)

皆様お疲れ様です。某超有名アイドルの超有名テレビ番組「SM●P×S●AP」の最終回も昨晩に放送され、いよいよ2016年の最後をしみじみと感じるにったです。

さて、本日は年末年始にピッタリなご質問をいただきましたので、以下の通りご回答致す所存でございます。


Q1「年末年始にゆっくり読むのにオススメの書籍はありますか?」

『年末年始の3~5日程度で「これはぜひ読んでおいた方が良い」とか「これは毎年必ず読んでる」などといったものがあれば教えてください』とのことでしたので、少しばかりご紹介致そうと存じます。

(※ご質問いただいた方からはどういったジャンルでも大丈夫とおっしゃっていただいていますので、本当に何でもなジャンルから3撰を選んでみようと思います。)


A1-1「帝王学―「貞観政要」の読み方(山本七平)」



「草創(創業)と守文(守成=維持)と何れが難き」―言い直すと、「創業することと、それによって作り上げられたものを維持して行くこと、どちらが難しいか?」という問いになります。

この『帝王学―「貞観政要」の読み方』では、「守文」の難しさにスポットライトを当て、どのように問題を克服していくか、また組織をさらなる発展に導いていくか、といったことがまとめられております。


世の中、「孫子の兵法」に代表されるように「戦略(=組織として外部の競合とどう戦うか)」、つまり「創業」に関する古典の解説書籍はものすごく多く出回っていますが、「守文」に関するものはそれほど多くないような感覚を持っております。

(全くもって読書マニアという訳ではないので、認識が誤っていたら申し訳ないです。良い「守文」の書籍があれば、ぜひご紹介ください。)

僕自身は「創業よりも守文の方が難しい」と考えている方(もちろん、創業は創業ならではの難しさがありますし、本来は一口に比べるものでもないですがね。)なのですが、そういった考えを持つ僕にしっくり来る書籍がなかなか見つからなかったんですよね。

本書は事業パートナーであるD氏に紹介してもらったものなのですが、初めて読んだ際には本当に目から鱗が落ちたことを今でも鮮明に覚えております。

手に入れた時には何度も何度もじっくりと噛み締めながら読みましたし、間違いなく今現在でも僕自身にとっての”不動のバイブル”であります。


経営者や事業主というのは、「上司や先輩から指導を受ける」機会に薄く(または、ほぼなく)、得てして「過剰な自意識」を持ってしまいがちなものです。

この書籍には、「自分自身が組織のトップとして適切な意識を持てているか?適切な言動ができているか?」といったことを自分自身に問いかけることができるエッセンスがふんだんに盛り込まれています。

そういったこともあり、僕自身必ず年に一度、「上司や先輩から叱咤激励をしてもらう」ために年末年始(正確には、新年1冊目)に必ず読むようにしている次第なのでございます。


※ちなみに、僕が持っているのはこちらの単行本バージョンです。




…まだ「財務(管理会計)」に関する書籍と「完全なプライベート」で読む書籍があるのですが、長くなったので次回に分けますね。

という訳で、次回につづく!

2016年12月24日土曜日

[閑話]クリスマスイブということで、経営や財務に全く関係のないお話を1つ

皆様お疲れ様です。クリスマス(イブ)よりも鹿島アントラーズの天皇杯の方が大事なにったです。

…とか何とか言いながら、本日はクリスマスイブということで、普段とは少し趣向を変えて「某巨大掲示板のまとめサイト」からネタを引っ張ってきてみました。

小さい頃から祖父っ子であるため、そのあたり関係のお話というのは少々心を動かされやすいんですよね(今年は娘が生まれたこともあり、なおさらなのかもしれません。)。

まぁ、某巨大掲示板が元ソースということで、このお話が実際にあったことなのかどうかとかそういった野暮なお話は問わずにいきましょう。

たまには「物語」に素直に心を動かされても良いじゃないか!


【今年のはじめに息子を出産した それと入れ替わるように祖父が逝った by 結婚・恋愛ニュースプラス】
http://blog.livedoor.jp/kekkongo/archives/1875200.html

僕自身、投稿者と同じく宗教心は薄い(どの程度を以って宗教心に厚いと言うのかすらよく分かりません。)と思いますし、死生観もこれといって持ち合わせている訳ではありません。

ただ、冒頭で述べたとおり小さい頃から祖父っ子であったこと、またその祖父も高齢になり、いつかはそういったことと必ず向き合わなければならないこと、というのも厳然たる事実。

そのあたりを考えますと、良いタイミングで良い記事が目に入ってきたのかな、と仄かに感じたりしているところであるのです。


さてここからが本題、ザックリとにはなってしまいますが、僕も娘が生まれてから、
死ぬまでの祖父と、生まれてからの息子
両方の様子を見ていて
人間って生まれたところへ帰っていくんだなあ、
帰って行ったところからやって来るんだなあって
何となく思うようになった 
というのを身を以って実感しているところでございます。

元から頭ではそうなんだろうなと考えていました(みんなそう言いますしね。)が、実際自分の身で体験してみて、 やっぱりそうなんだなぁ、と。


だからといってすぐに宗教心が厚くなる訳でもなければ、突然に死生観が湧き上がってくる訳でもありません。

元からあった、「祖父や母があの世に行くまでに少しでも何かしら喜んでもらえることをしておきたいなぁ」とか、「娘を立派な成人に育てるのは1人の親として最低限の(また最高の)責務だなぁ」とか、そういった感覚が強くなったという感じでしょうか。

あとは、誰か1人でも「ちょっとだけ良い奴だったなぁ」と見送ってくれる人がいれば、それだけで我が人生に悔いなしかなぁ、といったところですね。


また、投稿者のお母様の
人間は生まれてからもらったものを全部お返しして死んでいく
という言葉がやけに心に沁み込んできます。

僕はこれまで、警察のお世話になったことはありません(典型的な”悪いこと”というのは記憶にある限りしてこなかったと思います。…そう思わせてください。)。

…が、それでも色々と思い返すにつけ、母や祖父、その他僕がここまで生きてくるのにお世話になった方々にはなかなか大変な思いもさせただろうな、ということが頭をよぎるんですよね。

そんなたくさんの方々からもらった愛情を、妻や娘に、そして事業のパートナーや取引先・関係者の方々に、友人達に、”返して”いく。

なんとなく僕の感覚にしっくり来る人生観のような気がしています。

…ただし、返しても返しても返しきれる気がしませんが…。このままだと僕は人よりだいぶと長生きしそうです(こんな人間が長生きだなんて…なんだかスミマセン…。)。


…とりあえず今日は仕事早めに終わって、妻と母と祖父にフライドチキンを買って帰ろうと思います(結局ミーハー)。

小規模事業者の皆様も、お仕事が大変であることは重々承知の上でですが、「何が本当に大切なモノなのか」ということは忘れずに…

否、日々の大変さに忘れるのは致し方のないところなので、たまに思い返してみるのも悪くないかもしれませんよ、と思う次第でございます。

2016年12月22日木曜日

[法務]法律問題が法律論の問題でなくなってきているよね、というお話

皆様お疲れ様です。2016年も残り10日ほどというところまでやってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか?

僕の方はここからが繁忙期、ちょっとばかし気合いを入れなければ作業に邁進しきるのが難しい季節ということで、「作業用BGM集・乃木坂46」というブーストをかけてランナーズハイを意図的に作り出しながら粛々と日々を過ごしているところであります。

全ては元日、鹿島アントラーズが吹田スタジアムで天皇杯を掲げるところを観るために…!(※吹田スタジアム現地に行くことはできませんが…。)

…こんなワタクシめが書く本ブログ、年内の記事更新は残り5回ほどとなりましたが、最後までお付き合いいただけますとありがたく存じております。


【ノンスタイル井上のやらかし事故と謝罪のゆくえ by やまもと いちろう オフィシャルブログ】
http://lineblog.me/yamamotoichiro/archives/13099750.html

ITが発達しSNSが広く浸透してきた昨今、「やらかし」に対する世間の目の厳しさというのも年々高まっているような感覚を持っております。

時折、「それって私刑じゃないかな…」と思うような程度の”制裁”を加える案件も見受けられますし、また「法的にはOK(少なくとも明確に問題があると言い切れない)」であるにも関わらずそういったことになるケースも往々にして見受けられますからね…。

このあたり率直に、過失(より正確には、無重過失)に対してより敏感にならなければならなくなったという点、本当に難しくなったなぁ、という感想を持っていたりするところです。


そういった中で、企業(や一定以上の知名度を持つ個人)が「やらかした」際に適切に対応できるかどうかというのは、それが致命的な問題へと発展してしまうか、再始動を許容してもらえるかという、なかなかに重要な能力となってきているように感じます。

分かりやすく呼ぶと「謝罪の技術」ということになるのでしょうが、具体的には「(ネット上を含めた)消費者たちの感覚をどう読み取り、どう対応(謝罪や事故後の処理など)するか」という技術やノウハウということになると思います。

(誠実に物事を進めるということがベースである、というのはわざわざ言うまでもなく大前提ですけどね。)


具体的に対応をするのは、対外的な事柄ということで概ね広報担当、法律問題が絡むと広報と法務との共同担当といったところでしょうか。小規模事業者だと、経営者・事業者が自ら担当するかもしれません。

ただ、どの専門分野の担当者が対応するのか、そして法律問題が絡むと絡まないとに関わらず、法律論だけでなく広報的観点、さらにはマーケティング的観点といった、複合的・幅広い視点での検討が必要だと考える次第です。


ちなみに、これについてはAIでの対応や自動化というのが(現時点では)難しそうに思いますし、法務系の人間が生き残るためにはこういった道もあるんじゃないかなと仄かに感じていたりします。

2016年12月20日火曜日

[鹿島アントラーズ]手の中からするりと逃げていった「世界一」のタイトル…眠れないほど悔しいです、というお話

【世界に驚きを与えた、勇敢な鹿島の戦い。それでも世界一の座はつかめず by Jリーグ.jp】
http://www.jleague.jp/match/fcwc/2016/121802/recap/

一時は確実に手の中に掴みながら、あと一歩、あと半歩…いや、あと0.1歩のところでするりと逃げていった「世界一」のタイトル。

ここまでよく来た、戦いきった、という誇りの思いと、タイトルを獲れなかった悔しさとか激しく渦巻き、試合終了後(日曜日)はなかなか眠りにつくことができませんでした。


この大会での鹿島の結果や内容に関しては、日本国内だけでなく海外でも、多くのサッカーファンの方々から「大健闘」「驚いた」「素晴らしかった」などといった賛辞の言葉をいただいているようです。ありがとうございます。

ただ…鹿島アントラーズというクラブは、「タイトルを獲れなければ2位も最下位も同じ(小笠原主将の言葉をそのまま借りますが…)」で創立以来やってきていますし、それが全員の肌に染み込んでいますから、やはりどうしようもなく悔しいものは悔しいのでございます。


何度、何十度、何百度悔しい思いをしても、そして世界中の人々から笑われようが馬鹿にされようが、本気でそうやって取り組みJで最も多くのタイトルの味を知る歴史を積み重ねてきたのが鹿島アントラーズ。

そんな鹿島を、だからこそ鹿島を、愛しているので、悔しくて眠れないというのも仕方ないか、と感じているところです。


この悔しさは、このタイトルを獲ることでしか晴らせません。

さらに強くなってこの舞台に戻ってき、そして次こそは獲りましょう、「世界一」というタイトルを…!


まずは天皇杯、そして来季のJリーグとACLから出直しですね。

「次の史上初」を獲るために、また次の1歩を踏み出しましょう。

2016年12月17日土曜日

[法務][行政情報][IT]家計簿アプリ会社を登録制にするという流れが出てきている模様です。

皆様お疲れ様です。いよいよ明日はクラブワールドカップの決勝!ということで、毎度のことながら既にアドレナリンが出始めているにったです。

世界中の(鹿島アントラーズサポーター以外の)99.9999%の方がレアル・マドリードの勝利を予想(というか、確信)しているでしょうが、準々決勝・準決勝と空気を読まずに「下克上」を起こしてきた身としては、ただただその再現を狙うのみなのでございます。

敵が強ければ強いほど燃えるのが鹿島アントラーズというクラブ。普段と変わらず一戦必勝、全戦全勝で挑む次第であります。


【家計簿アプリ会社、登録制に 金融庁 by 日本経済新聞】
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDF08H11_Y6A201C1EE8000/

銀行預金やクレジットカードの情報を自動で引っ張ってきて仕訳をする―といった機能を持つ家計簿アプリ(※)を提供・運営する場合、金融庁への登録が必要になる可能性が出てきた模様です。

※「家計簿アプリ」と記載されていますが、規制目的から逆算すると事業用の会計アプリも含まれる気がします。この記事では明示されていませんので、具体的にどういった要件となるのか今後の流れが興味深いところです。


ここ最近はIT分野でも規制が増えていきそうな雰囲気がありますね(今回の件についてはITというよりかは、金融が絡んでいるということが理由として大きそうですが。)。

ちなみに、「現在は法令に規定のない業者の位置づけを明確にして参入しやすい環境を整える」と記事中にある点について、「規制を設ける→参入がしやすくなる」という論理は僕にはよく分からないところだったりします…。


「IT系事業者の経営管理屋」という視点ではなく、「士業(行政書士)」としての視点で見ると、飯の種が1つ増える(かもしれない)話ではあるかもしれません。

…が、社会としてのプラスかどの程度あるのかは微妙な感覚も覚えるところです。

まぁ、そのあたりは具体的な条件等々にもよりますし、現時点ではいずれの視点で見るにしても様子見が妥当といったところでしょうか。


これまで「規制(=許認可や届出など)」から縁遠かったIT業界(特に、小規模事業者は!)ですが、社会の要請に伴い今後そういった手続きが必要となる分野が増えていく可能性があります。

「全く気にしていなかったら、ある日突然行政処分を喰らった」などという極端な状況まで行くことはまずないと思いますが、それでも場合によってはその事業を続けることができなくなる可能性が十分あることは留意しておきましょう。

常に自らが行う事業に関係する規制行政に一定のアンテナを張っていたいところであります。

2016年12月15日木曜日

[Q&A][個人事業][起業・開業]経営者(個人事業者)が良好な夫婦関係を維持するコツは?

皆様お疲れ様です。鹿島アントラーズのクラブワールドカップ決勝進出に沸くにったです。

あと1つ勝てば世界一ですよ、世界一!

今晩行われた別の山の準決勝の結果、欧州王者・レアルマドリードが決勝に上がってくることになりましたが、ここまで来たら相手がどこだろうが関係ありません。

レアルマドリードと戦うためにこの大会に参加しているのではないのです。国際タイトル、世界タイトルが欲しくて参加しているのですからね!

という訳で、日曜日は特殊能力「タイトルがかかる試合には無類の強さを発揮する鹿島」を発動して、ただただ勝つのみなのでございます!


本日は、先日の「経営状態と夫婦関係の相関関係」についての記事からご質問をいただいたので、以下の通りご回答させていただこうと存じます。

Q1「小規模事業者(個人事業者)が良好な夫婦関係を維持するコツとかってありますか?」

A1「コツだとか飛び道具だとかいうものはない気がします。ただ愚直に毎日欠かさず『(いつも)ありがとう』と感謝し、そしてそれを毎日伝え続けること、だと思います。」

まだ結婚してから2年(ようやく3年目に入りました。)、妻と付き合い始めてから数えても6年しか経っていない僕が回答するにはおこがましいお話で…恐縮極まりないです。

ですので、まだまだ妻と共に人生を歩んだ期間も短く、コツとかそういうことは全く分からない…といった前提の上でこの先をお読みいただけますと幸いに存じるところであります。


さて本題についてですが、僕の場合は、
  • ただただ愚直に、毎日毎日「いつもありがとね。」と感じること、そしてそれをしっかりと口に出して伝えること
を心がけております。


小規模事業者だって、事業が継続している限りは立派な「経営者」「事業者」ですから、多忙極まりないことは容易に想像されます。

またそのため、なかなか家庭内の細かいところまで目を行き届かせるということも難しい、という現実があるのではないかと思います。

そういった中で、家族(特に配偶者ですね。)には多少なりとも負担をかけているのではないかと考えるんですよね。

(…というか、僕は思いっきり妻に負担をかけまくっております。育児もそこまで参加していません(ガッツリとまでは参加できません)しね…。)

このあたりは、少々過剰に自覚する程度でちょうど良いのかな、と思っているところ。また、1つ1つは「多少の負担」でも、それが積み重なるとかなり大きなものになるということも想定しております。

だからこそ、「ちょっとしたこと」だからとスルーしてしまうのではなく、そういったことに感謝する、感謝できる、というだけで、家庭内の雰囲気もより良いものになっていくような気がしているのです。


加えて、「感謝は行動でも言葉でも示す必要がある」と思うのですよ。

行動でしか伝わらない心もあれば、言葉でしか伝わらない心もあるのです。どちらが欠けてもダメなのではないかな、と。

そこから逆算すると、(特に男性は)感謝を言葉で伝えるのが苦手な方も多いですし、このあたりは意識して伝えるようにするくらいでちょうど良い、と考えている次第なのであります。


経営者や事業者というのはその性質上、基本的に「外」や「新しいこと」に目が向きやすく、「中」や「今行っていること」には意識しないと疎かになりやすい傾向にあると感じます。

自分にとって”一番身近な人”は言うまでもなく、家族、特に配偶者。

良好な夫婦関係を築くのは天性のものや相性などといったものではなく、お互いの努力の賜物だと思います。

「感謝するから、感謝される」「相手にちょっと良いことをするから、相手からちょっと良いことをお返ししてもらえる」。

「Take and Give」ではなく、本来の意味での「Give and Take」となるような少しの努力ができればとても素敵なのではないかな、と思ったりしている次第です。


…という訳でご質問者の方、まずは今晩、一言、「晩ご飯美味しいねぇ、ありがとね。」と伝えるところから始めてみるというのはいかがでしょうか?

良き夫婦関係を築けますよう、ささやかながら願っております。

2016年12月13日火曜日

[経営管理][財務経理]目標設定や効果測定にどういった指標を使うかということは極めて重要なことだよね、というお話

皆様お疲れ様です。我らが鹿島アントラーズのクラブワールドカップでの大躍進に、毎日心が踊っているにったです。

気持ちよく12月が過ごせる、気持ちよく師走が通り過ぎていく、気持ちよく年末年始を迎えられる…!

そして、気持ちよく仕事ができる…。…とても大切なことですよね…。


【「企業評価、ROE以外の多様な指標で 政府の構造改革会合(日経より)」 by 会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)】
http://ivory.ap.teacup.com/kaikeinews/9986.html

一昨年か昨年あたりからでしょうか、ROE経営(=ROEという指標を重視した経営)が流行してきている(推されている?)雰囲気がありますね。

以前の記事でもチラッと書いたとおり、僕自身はROE(偏重)経営に懐疑的で、特に小規模事業者にとっては他に重視すべき指標が山ほどあると考えております。

そのため、これはあまり良い流れではないな…と仄かに感じたり感じなかったり…ちょうどそういった感覚を持っているところでありました。


ROE(偏重)経営に懐疑的な理由について、例によって技術的なお話は多くは書きませんが、一応簡単におさらいしておきますと、
  • ROEは「大企業(の株主)」にとって意味のある数値
    ⇒「中小規模の組織(の経営者)」にとって最優先で指標にするほど大きな意味のある数値ではない
といった感じになっております。


冨山氏のプレゼン資料もザーッと読みましたが、「ROE志向で長期的な成長が犠牲にならない」という主張に関して、(長期的な成長をしている企業が結果としてROEが良いという)相関関係はあると思いますが、因果関係はないのではないかと思うんですよね。

因果関係であると言うには、長期的な成長をしている企業の内、高い割合の企業がROE経営を打ち出している(対株主用のお話としてではなく、本気で取り組んでいる)というデータが必要だと考える次第。

ちなみに、このあたりはどちらに転んでも(主に僕にとって)大変興味深いデータとなりますし、ぜひともどなたか収集・開示をしていただければありがたく存じるところです。

※もしそういったデータが既に当該資料中にあったら申し訳ないです。ザーッと読みなので見落としてます。その箇所をご教示いただければ幸いです。


さて、冒頭でお話したような流れ(ROE経営の流行)がある中で、「ROE以外の指標も企業評価に(大いに)取り入れようよ」という論が出ることについては、もちろん僕は大いに歓迎します。

特に、中小規模の組織に関して、「書籍で読んだから」「経営者仲間(やコンサルタント)から聞いたから」などといった理由でROE経営に興味を持っている、または取り組み始めているところに、このお話が届いてくれればと思うところ。


「目標設定や効果測定などにどういった指標を使うか?」という検討は、数字という視点から経営を見る第一歩目となります。

これを疎かにしたり明らかに誤った指標を設定したりすると、良い方向に向かうどころか悪い方向に向かわせてしまう危険性があるので要注意なのです。

ゴールと真逆の方向に向かって第一歩目を踏み出すことのないよう、小規模事業者の皆様にはご留意の程をあらためて願う次第でございます。

2016年12月10日土曜日

[個人事業][起業・開業]経営者(事業者)としての判断や決断の質って私生活の充実と相関するよね、というお話

皆様お疲れ様です。結婚記念日にかこつけて好感度アップキャンペーンを展開中のにったです。

…とドヤ顔で言いたいところなのですが、好感度がアップするようなネタが特にないんですよね(娘の育児は基本的に妻任せ・妻のためにこういったことをした―とかも特になし。)。

という訳で、文末のお話はそのような人間がささやかに(&必死に)妻に感謝の意を示したんだな、という感じで生暖かくお見守りいただけますと幸いに存じる次第であります、


【経営と夫婦関係 by 富裕層戦略 建築コンサルタントBlog】
http://ameblo.jp/hurdling/entry-12226809067.html

こちら、「企業の経営状態の良し悪しについて、経営者の夫婦関係の良し悪しと相関関係が成立する」という説を唱える記事となっております。

この説については、僕も筆者と同じく、「相関関係がありそう」と感じているところでございます。

(独身者に関しては、「恋人がいる場合はその恋人との関係、恋人がいない場合は親御さんや兄弟姉妹間など家族との関係」と言い換えて概ね問題ないと思います。)


ちなみにこちら、決して「配偶者(独身者に関しては、恋人、親や兄弟姉妹)がいること自体」が大事だという意味ではありません。

上記URL記事内の言葉をそのまま借りますが、
人間、仕事と私生活とを切り離すは出来ない。
ましてや社長ともなれば、人生共々一心同体となる。
ということに尽きるというお話なのでございます。

つまり、私生活が良好な状態を保っている・安定している、ということが、仕事にも良い影響を与える(少なくとも、悪い影響を与えない)ということを指している訳です。


仕事と私生活を完全に切り離しきれる方はそれほど多くないと思います。

僕自身、私生活がゴタゴタするとどうしても仕事に集中できなかったり、判断や決断を明らかに誤る…ということが出てきてしまいます。

(もちろん、ひとたび仕事に入れば、感情やテンションによる自分自身の脳の状態の上がり下がりをできるだけ抑えるように取り組んでいます。その上で、それでも、ということですよ。)


経営判断や経営決断というのは基本的に、「頭はクールに、心は熱く」ということが最も重要なのでして、「頭がヒートアップ」したり「心が冷めたり」しては、良い判断・決断ができないものなのですよね。

そういったあたりから、私生活が良好な状態である・安定している、ということは、「頭はクールに、心は熱く」という状態を保つための必要条件の1つではないかと考える次第なのであります。


…という訳で、良好な夫婦関係を維持・さらに発展させるため、結婚記念日である本日(※執筆時:12月9日)、妻とともに食すケーキを買ってまいりました。


余談ですが、我が家の結婚記念日はポアールのケーキと決まっております。

今年も美味しくいただきました。1年でも長く妻と共に美味しく食せますように…!

2016年12月8日木曜日

[宣伝など]続・ボードゲーム「キャプテンダイス」の紹介動画に密かに出てます、というお話

皆様お疲れ様です。経営管理や財務のお話とは関係のない記事が続くにったです。

決してネタがないという訳ではない(というか、取り上げたいネタが多すぎるくらいです。)のですが、差し当たり軽いネタから手を付けるとこんな感じになるよね、といったところでしょうか。

たまたまそういう時期なんだな、ということでご理解いただければ幸いに存じる次第です。


以前、ボードゲームのプロモーションビデオに(顔が出ない程度に)出ることになった件を記事に致しましたが、その元素材の動画(いわゆるノーカット版というもの)がアップされたので、あらためて慎んでご紹介させていただきます。
軽く流れだけ文字に起こしておきますと、
  • 序盤は「大門 vs 住田・信太郎・にった」という構図。大門という”圧倒的王者”を3人で牽制しながら、ところどころ住田とにったがお互いに裏切り合う展開で進んでいく。
  • 中盤には流れの中から「住田 vs 大門・信太郎・にった」、そして「信太郎 vs 大門・住田・にった」的な構図へと移行。…構図は変化したが、やはりいついかなる時も住田とにったが裏切り合う展開は変わらない…。
  • 住田とにったが無駄なドンパチをやっている間に、スーッと頭一つ抜け出す大門と信太郎…!
といった感じになるでしょうか。

一言で言い表すと、

何をやってるんだ、住田とにったよ(呆

ということに尽きますね。


という訳で、終盤以降は「信太郎 vs 大門 …と、その愉快な仲間たち」みたいになってしまっておりますが、2弱の不甲斐なさはお気になさらず、2強のデッドヒートを楽しむ方向でひとつよろしくお願いできればと存じるところです。

そそのかされまくったにったが勝負を挑み続けている間に最終的に撃沈する―という美しき敗者的なストーリー…うーん、素晴らしい!という感じでご覧いただけると理想的でございます(※完全なるにった視点


さて、4人集まるだけでここまで熱くなれるこの「キャプテンダイス」というボードゲームですが、ゲームマーケット2016秋での購入のご予約・お取り置きを下記URLのフォームからできるようになっております。

【キャプテンダイス(CAPTAIN DICE) - ゲームマーケット2016秋-ご予約取り置きフォーム by GRANDOOR GAMES】
http://big-mon.com/gameproduct/captain-dice-introduce/#reserve-form

ご興味をお持ちいただけた方はぜひともご予約・お取り置きを!

2016年12月6日火曜日

[鹿島アントラーズ]2016年のJリーグを制覇しました!!というお話

皆様お疲れ様です。相変わらず「鹿島アントラーズ」がテーマになると気合いが入りすぎ、自然と筆が進み過ぎるにったです。

本記事もご多分に漏れずやってしまいました(※ちなみに、2016年12月4日の午前に書いております。興奮が抜けきっていないテンションですがご容赦ください。)。

という訳で、「まぁ、にったのライフワークというか、もはやアイデンティティだし仕方ないなぁ…」くらいの温かい目でご覧いただけますと幸いに存じるところでございます。


【鹿島、「理想のサイクル」の証明。タブーなき積極采配と勝利への渇望。 by NumberWeb】
http://number.bunshun.jp/articles/-/827009

史上初の(そして、未だ破られていない)リーグ3連覇という偉業を達成した2009年から、早くも7年の時が経ちました。

それまで「タイトルを獲ることが当たり前」だったチームは過渡期を迎え、2010年代に入るとタイトル獲得ペースが俄然落ちることに…。

一応、2010年に天皇杯を、そして2012年と2015年に旧ヤマザキナビスコカップ(現ルヴァンカップ)のタイトルを獲りはしたのですがね。

しかし、肝心のリーグ戦が獲れない。「ここで勝てば優勝に手が届く一戦」をことごとく落とし続ける。

到底喜べない状態が長く続きました。

本当に、心の底から悔しく、そして苦しい思いが積もりに積もりました。


そんな中で迎えた2016年、近年(それなりの)成長を見せていた若鹿たちがようやく覚醒。

昌子源、土居聖真、カイオ、植田直通に鈴木優磨…特に前半(1stステージ)の彼らの大覚醒ぶりは、鹿島アントラーズの新しい時代がいよいよ幕を開けるのかと、久々に心を踊らせてくれたものです。

また、最後の最後、チャンピオンシップでは、「鹿島の伝統」っぷりをまざまざと見せつけてくれ、ジーコから脈々と継承してきた「鹿島のDNA」がしっかりと根付いてきていることを感じさせてもくれました。

深く深く、感慨を覚えました。


決して年間を通して順風満帆だった訳ではなく、夏の中断期間中にカイオが中東移籍し、色々とゴタゴタする2ndステージとなってしまったことも、(結果論ではありますが)しみじみとした思いを強くさせてくれる”スパイス”となりました。

(もう2度とこんなゴタゴタ経験したくないですがね…)

鹿島アントラーズ…つくづく「ストーリー」を持ってるクラブだなぁ、と改めて感じているところです。


ちなみに、優勝した瞬間は大興奮でしたが、すぐにそれは安堵感に変わりました。

ギリギリのところで鹿島の伝統を次世代に繋げることができたというか…小笠原満男と曽ヶ端準と共に戦える間に若鹿たちがリーグタイトルを獲ることができた、その味を知ることができた。これは何事にも代えがたいことだと考えるためです。

「負けて学ぶこと」もたくさんありますが、「勝ち方」だけは勝った者しか手に入れられないですからね(このあたりは事業経営でも同じですね。)。


勝つことで、勝ち続けることで、「勝ち方」を次の世代へと紡いでいく。

そのサイクルを途絶えさせないためにも、これからの戦いもとても大切です。
「これで浮かれるのか、もう1回あのピッチに立ちたいと思って歯を食いしばって頑張れるか、その差は大きいと思うので、タイトルを取ったあとがすごく大事。まだクラブワールドカップ、天皇杯とあるし、来シーズンもある。タイトルを取り続けるのがアントラーズ。ここで満足しちゃ絶対にダメだと思います」
小笠原満男が鹿島アントラーズにいる間に、1つでも多くのタイトルを持ち帰ってきてほしいです。


これからも「鹿島アントラーズ」が「鹿島アントラーズ」で在り続けることを、心から願ってやみません。


ここからは余談ですが、


鹿島アントラーズ優勝記念に(極めてささやかではありますが)買ってまいりました。

妻と美味しくいただきましたよ…!


あまり普段からお酒を飲むことはありませんが、この日ばかりは祝杯も…!


今年一番の美酒でした。


続々と優勝記念の雑誌や書籍も発売されていますね。嬉しい限りです!


おめでとう、鹿島アントラーズ。

ありがとう、鹿島アントラーズ!!

2016年12月3日土曜日

[Q&A][知的財産権]商標権を取得する意味って?小規模事業者にも効果ある?取得判断の目安は?

皆様お疲れ様です。最近毎記事鹿島アントラーズネタを前書きに持ってくる点、申し訳なく思っている(が、反省などしていない!)にったです。

今晩は「Jリーグ  チャンピオンシップ2016 決勝(第2戦)」。正直、窮地に追い詰められている状況ですが、ここまで来たら”鹿島ファミリア”を信じてただただ応援するのみ!

泣いても笑ってもリーグ戦(とその関連)としては2016年最後の試合ですからね。

「献身・誠実・尊重」の哲学を胸に、最後まで戦いきりましょう…!


さて本日は、「商標権」に関して極めて本気なご質問をいただきましたので、以下の通りご回答させていただこうと思います。


Q1「商標権を取得する意味・意義って何?」

A1「商標権を取得すると、自分が製造・販売などしている商品やサービスの『名前』や『マーク』を他社(他者)に勝手に使われない権利を得ます。」

例えば、僕が「ピボーテパートナーズ」という名称で商標権を取得すると、僕が提供している業務と同一・類似の業種に関しては、僕以外の誰も「ピボーテパートナーズ」という名称を使うことができなくなります。

もし『「ピボーテパートナーズ」という名称の認知度やブランド価値、素晴らしい!使わせてよ!』だとか『代理店になりたいよ!』などという方が出てきた場合には、ライセンスする(商標を使用することを許可する)という形で使用料を得ることができたりもします。


Q2「小規模事業者にも効果あるの?」

A2「実際に僕のお客様(小規模事業者の方)で、取得した商標権を使って差し止め請求をし、認められたケースがありますよ。」

「関西デザイン組(仮名です。実際の名称や業種は異なります。)」という名称のコミュニティ(会員制サロン)を運営している方がおられるのですが、そのコミュニティの設立から数年が経ってから、「大阪デザイン組(こちらも仮名です。)」という後発の競合コミュニティが現れました。

「関西デザイン組」のメンバーは当初そのことを知らずに活動を続けていたのですが、ある日新しく入会を誘った方からこのような指摘を受けたそうです。

『「関西デザイン組」って、「大阪デザイン組」のパクりじゃないの?』

突然こんなことを言われたら誰でもびっくりしますよね。「いやいやいやいや、パクりちゃうわ!」って。「関西デザイン組」のメンバーたちもご多分に漏れず、少なからず驚かれていました。

また、そのことをきっかけにそれまでに勧誘などを行った方の動きを精査したところ、勘違いをして「大阪デザイン組」に入会してしまった方が多くいることも分かりました。

つまり、同じような名称を使われることで、顧客が奪われる状態が起こっていたということですね。

さて、これに対する「関西デザイン組」の対応ですが、「これはさすがに実害が大きすぎる…」ということで、事前に取得しておいた商標権を使って「大阪デザイン組」に対して類似する商標を使用することについて差止請求を行いました。

結果、無事に「大阪デザイン組」という名称を変更してもらい、その後は誤って顧客が他サロンに流れることもなく、「パクリじゃないの?」と言われることもなくなった…!

実にめでたし、めでたしですね。

…という事例が実際にありました。「関西デザイン組」さんは紛うことなき小規模事業者さんですが、商標権を取得しておけばこういう動きを取ることができる、という点を皆様にも頭に入れておいていただければと存じる次第です。


Q3「商標権を取得した方が良い基準とか目安とかってある?」

A3「その名前やマークを使用している商品やサービスから『年間1万円以上の粗利益が出ている』場合は、とりあえずマイナスにはなりません(※1区分のみの権利取得の場合)。」

ものすごくザックリですが、年間の維持費(※取得にかかる費用(専門家の手続代行費用込み)も年平均でならした金額で算入して考えています。)は1万円~2万円というのが実際のところです。

つまり、年間たった1万円程度の「価値」を見出せさえすれば、商標権を取得するメリットがあると考えて良いということになります(”保険”みたいな意味合いで年間1万円掛けておく、という感覚でも良いと思います。)。

この『年間たった1万円程度の「価値」』という点ですが、僕の本業(経営管理)に置き換えて具体的な基準を設定してみますと、「その商品やサービスから年間1万円以上の粗利益が出ている」といったあたりになるものと存じる次第。

…年間1万円以上の粗利益…ほとんどの自社製造商品・自社提供サービスが当てはまることになりそうですね…(決して商魂たくましい訳ではありません。僕の見解をただ粛々と述べているだけであります。誤解なきよう。)。


しかし、Q&Aで記事を書くってめちゃくちゃ楽ですね。質問に回答するだけで1記事出来上がる…うーん、素晴らしい!(マテ

…などという冗談は置いておいても、割と真面目に、質問をいただくというのは「読者の皆様が知りたいこと」をダイレクトに知ることができるということなので、本当にありがたいことなのですよ。

「小規模事業者にとって有益なこと」をメモしていくことが目的の本ブログ…これはこれで極めて真っ当な”ネタ選定”の方法だと思いますし、今後も皆様からお気軽にご質問などいただければと存じている次第であります。

2016年12月1日木曜日

[経営管理][個人事業]「要所・要点だけ掴み、それ以外の部分は他者に任せる」と「見ない/逃げる」は全く別物だよね、というお話

皆様お疲れ様です。「Jリーグ  チャンピオンシップ2016 決勝(第1戦)」で鹿島が敗戦…それなりにテンションの低いにったです。

まぁ、まだ半分が終わったところ(第2戦が土曜日に行われます。2戦トータルの結果でタイトルの行方が決まるルールです。)ですし、気落ちするのは早すぎるんですけどね。

それなりに不利な状況となったのは確かですが、これまでにも何度も何度もこういった苦境を跳ね返して「日本で一番タイトルを獲得したクラブ」となってきた訳ですし、今はただただ最後の最後までメンバーを信じて応援するのみ!

実際、12月にも鹿島アントラーズのサッカーが見られる喜びの方が大きいですしね。

まずは金曜日まで仕事を頑張って、またアドレナリン増し増しで週末を迎えようと思います。


さて、本日は、火曜日の記事で挙げた「経済産業省のフリーランスに関する研究会」のお話とは異なり、小規模事業者(つまり、フリーランスの方々)にとって非常に参考になるお話をご紹介します。

【フリーランスな人が必要な10のこと by ASCII.jp】
http://ascii.jp/elem/000/001/269/1269167/

ご紹介するのはこちらの記事。実際にフリーランスでマジシャンとして長年活躍されている方のお話となっております。

さすが長い間生き残っておられる(そしてさらに、一定以上の結果を残しておられる)方の考えという感じで、極めて現実的なお話が上から下まで並んでおります。


どれもすごく大事なことですし、さらには簡潔にまとまってもいるということで、僕からの追加コメントはほとんどありません。

…ということで終わってしまうとさすがに(主に僕自身が)面白くないので、無理やりザックリとまとめてみますと、
  • 諸々の観る目を付ける(人を観る目・世の中の流れを観る目)
  • 一定程度以上の論理性を持つ
  • 数字を読む力を付ける(人工計算・コスト感覚・投資感覚など)
といったところがポイントとなるでしょうか。

端的にいえば結局、「(個人)事業者、経営者として本質的な力を付けろ」の一言になる感じですね。


ちなみに、僕の専門分野は3点目の「数字を読む力を付ける」の部分なのですが、こちらを持っておかないと、

人工計算等ができない。
→(売上ベースで物事を見がちなので)とにかく仕事量をこなすことに考えが偏ってしまう。
→(利益として見るとマイナスなので)やればやるほど頭も心もお金もすり減っていく。
→(頭・心・お金の余裕がすり減っていくので)「経営」について考える余裕がなくなっていく。ひいては人工計算等をさらに行わなくなっていく。
→以下、無限ループ

という負のループに入り込みやすくなります。

このループに陥ってしまうと、どれだけ高いスキルを持っていたり、幅広く奥深い人脈を持っていたとしても、「宝の持ち腐れ」状態となってしまう訳であります。


このあたり、「不得意だったり、性質に合わなかったりするから、ある程度専門家に任せて、ポイントとなる数字だけしっかりと頭に入れる」という形で進めるのも大変有効な策の1つです。

ただ、「(専門家に任せることもせず)数字のお話を無視する/数字のお話から逃げる」という選択だけは明らかに悪手でしかないので、そういった選択はなされないよう注意いただければと願うところ。

「数字」以外のお話にも言えることなのですが、「人に任せる」ことも経営者・事業者としての立派な仕事です。このあたり、自社(または自分自身)の能力や性質と向き合いながら、上手く判断していただければと存じる次第なのであります。