2016年10月29日土曜日

[経営戦略/経営計画][個人事業]いよいよ人口減少時代に突入!その時小規模事業者はどう動くか?というお話

皆様お疲れ様です。体格(身長)も小規模なにったです。

小学校でミニバス、中学校ではバスケ部に所属していましたが、ポジションはもちろんずっとポイントガード(せいぜいたまにシューティングガードで出るか出ないか…という感じでやらせてもらっていました。)。

サッカーをやるようになってからはフォワードをやったり、ボランチをやったり、サイドバックをやったり…と色々とやらせてもらいましたが、やはり十分な体格が必要なセンターバックだけはやったことがない。

日常生活に身長などなくても全く問題ありませんが、スポーツはどうしても身体的な有利不利が出るもんだよねぇ…などと密かに感じ続けた思春期を過ごした次第です。


【ついに日本の人口が減少。1920年の調査開始から初~平成27年国勢調査 by HOME'S PRESS】
http://www.homes.co.jp/cont/press/report/report_00143/

「少子化」と「高齢化」が同時に起こる状態が長年続いていたこともあり、あとは時間の問題だけとなっていた、日本の総人口が減少していく時代の到来。

僕は、いよいよこの時が来たか、むしろよくここまで時間を稼げたな、といった感覚を持っているところですが、皆様の感覚ではどういった感じでしょうか。

(ここからどの程度のスピードで人口が減少していくのかは、次回以降の国勢調査なり何なりで把握されることになります。

こちら、経営者・事業者としては、継続してチェックしながら頭の片隅に置いておきたいデータとなりそうです。)


さて、「人口が減少すること」ということについては軒並み、どこを覗いてもネガティブなお話ばかりが並んでいるような感じですね。

まぁ、日本国内の”消費者”が少なくなっていく…つまり、国内市場の規模が縮小していくことを意味しますし、ある程度は仕方のないことなのかな、とは思うところです。

…が、僕としては、ただただ悲観的になるだけでなく、「そうやって国内市場が縮小していく中でどういったポジションを取るか?」といった視点で考える方が、経営者・事業者として建設的ではないかと感じるんですよ。


色々な面でこれまでの「やり方」というのは、「市場が拡大する、またはせめて現状維持されること」が前提だっただけに、色々と変えていかなければならないところが出てくると思います。

例えば、組織の大きさを縮小化したり、商品やサービスの顧客ターゲットを変えたり、収益構造を変化させたり―といったことが考えられますが、対応策はその組織によって千差万別。

このあたり、ぜひご自身で考えを整理してみていただければと思うところであります。


某小泉進次郎氏が少し前に、
「毎年(人口が)減り続けることを悔やむ発想から早く飛び出して、減る中でもやっていけるという成功例を生み、人口減少でも大丈夫だという楽観と自信を生むことが大事。」
という発言をされましたが、まさにこの考え方があらゆる物事において重要になってくると考える次第。

(参考)
【「人口減を悔やむ発想から早く飛び出せ」 自民・小泉氏】
http://www.asahi.com/articles/ASJ9X516BJ9XUTFK00F.html

『「現実的楽観主義」が経営者・事業者としてバランスの良い考え方』とはよく言われることですが、まさにこのことですね。


おそらく今後数十年は、少子化と高齢化の同時進行が止まることがない…これは僕が言わずとも誰しもが把握している自明の理。

いつも言っていますが、変化の激しい時代というのは、小規模事業者の小回りの良さを活かしやすいと考えております。

そういった環境に対してどういった経営を行っていけるか、経営者・事業者としてはここからまだまだ腕の見せ所です。

僕は、小規模事業者にとって面白い時代になっていくのではないかと感じているところなのでございます。

2016年10月27日木曜日

[経営戦略/経営計画]「生産性の低い小規模事業者」の特徴、いくつ当てはまります?

皆様お疲れ様です。朝は極めて生産性が低く、昼以降は一般的平均的な生産性で動くことができるにったです。

もしもこの生物界に「前世」というものがあったとしたら、僕は確実に夜行性の動物だったと思うんですよね。

幼稚園だか小学校だか…物心ついた頃からめっぽう朝が苦手なのです。…という訳で、打ち合わせなどの予定はぜひとも午後からでひとつよろしくお願い申し上げる次第です。


【中小企業経営を大きく変える「経営力向上計画」のポイントとは by ZUU online】
https://zuuonline.com/archives/124898

これまでにも同様のことが広く(そして、何度も!)叫ばれ、同様の制度ができては消えて―を繰り返した歴史を見るにつけ、政策・制度としては多少の”ポリリズム感”を感じるところ。

とはいえ、言っていること・目指していること自体は至極真っ当ですし、ぜひともこれまでよりも1つでも多くの中小企業経営者の方に「経営」を考える契機となってもらえれば…!と願っておる次第なのであります。


ちなみに、小規模事業者にとっても以下の指摘は大いに参考にしたいところですね。
高い生産性を実現している企業の特徴として、次の特徴が挙げられる。

(1) 設備投資やIT投資に積極的
(2) 一人あたりの賃金が高い
(3) 適度な借り入れや出資を受け、資金調達が充実
(4) 顧客ターゲットが明確かつ柔軟
(5) 早期の事業承継を実施し、経営層の世代交代を実施

反対に、生産性の低い企業の特徴として、以下の特徴が挙げられる。

(A) 設備投資には消極的もしくは計画的でない
(B) 売上規模と賃金のバランスが取れていない
(C) 過度な借入状況
(D) 顧客ターゲットが旧態依然もしくは硬直的
(E) 企業全体の世代交代がなされていない

こちら、小規模事業者という観点で少々手を加えてみますと、

高い生産性を実現している小規模事業者の特徴として、次の特徴が挙げられる
  1. (少数社からの受注・下請け一辺倒でなく)顧客の開拓や自社商品・自社サービスの開発などへの投資に積極的
  2. (事業者含む)1人あたりの賃金が高い(=十分な利益(not 「売上」)をあげている)
  3. 十分な内部留保があり、必要な時に必要な資金調達(借り入れなど)が可能な余力を保持
  4. 顧客ターゲットが明確かつ柔軟
  5. 経営者や事業主のマンパワーに頼りすぎず、一定レベル以上の組織化を実施
反対に、生産性の低い小規模事業者の特徴として、以下の特徴が挙げられる。
  1. 顧客の開拓や自社商品・自社サービスの開発への投資に消極的で、少数社からの受注・下請け一辺倒である
  2. (仮に売上はある場合でも)十分な利益が出ておらず、適切な賃金が捻出できない
  3. 内部留保がほぼなく、自転車操業
  4. 顧客ターゲットが旧態依然もしくは硬直的(というか、顧客ターゲットを考えていない)
  5. 経営者や事業主のマンパワーに依存
といった感じになりそうです。


読んでいる限りでは「そりゃそうですよー」と言いたくなるものなのですが、それが現実化できていない企業も多いというのが実際のところ。

また、「生産性の低い小規模事業者」の特徴に多く当てはまる方で、事業を開始されてから3年続けられた方を僕の拙い経験上ではお会いしたことがありません。


本記事をご覧の小規模事業者の皆様、「生産性の高い小規模事業者」に当てはまるかどうかは別として、「生産性の低い小規模事業者」に当てはまってしまってはいませんか?

これが良い機会ですし、ぜひともご自身の胸に手を当てて「ひとつ、ふたつ、みっつ…あ、やばいかも」などとやってみるのもなかなか面白いのではないかと存じる次第です。

2016年10月25日火曜日

[個人事業][起業・開業]客観的な視点を持つ第三者に「答え合わせ」をしてくる人って強いよね、というお話

皆様お疲れ様です。四六時中、鹿島アントラーズか乃木坂46について思考を巡らせているにったです。

この夏以降、セカンドステージの何とも言えないモヤモヤとした戦いぶりに気を揉む毎日でございますことよ…

チャンピオンシップで鮮やかに復活…してくれますかね…怪我で休んでいた主力メンバーも戻ってきたし、何とか勢いを取り戻せられれば良いのですが…(遠い目


【コンサルタントのスキル by 富裕層戦略 建築コンサルタントBlog】
http://ameblo.jp/hurdling/entry-12209834306.html

こちら、「ランチェスター経営・ランチェスター戦略」を駆使(&世に広めるために尽力)しておられる方が書いておられるということで、僕が毎記事欠かさず拝見しているブログなのでございます。

(お客様に提供する業務としては「経営管理」や「財務」に関することを行っておりますが、元々はランチェスター大好き人間で、自社の経営戦略はランチェスターの考え方をベースに組み立てていたりするのですよ。)


上の記事はいつもながら異論の余地がないお話だったことに加え、
  • コンサルタントにも色々と種類(性質)があるということ
  • そして、優秀な経営者はコンサルタントをどのように使うのかということ
の2点が極めて明確に整理されていたので、少しばかりご紹介させていただいた次第です。


まず1点目の「コンサルタントの種類(性質)」についてですが、
クライアントの業績を

(1)  マイナスをゼロに戻すコンサルタント

(2)  ゼロをプラスにするコンサルタント

(3)  プラスを更にプラスにするコンサルタント


コンサルタントとして、最もスキルを要求される順番は、

(3)  ➡︎  (2)  ➡︎  (1)
こちら、本当にこのとおりで、「プラスをさらにプラスにするコンサルタント」ってかなり少ないです、実際。

具体的なデータを取ったことはありませんが、どう考えても(1)に当てはまる方が最も多いのですよ(僕の拙い経験上のお話ではありますが、(2)の方ですら結構割合少ない…)。

…にも関わらず、
世間では、①のマイナスをゼロに戻すコンサルタントが一番難しいと思われている。
ということも事実で、この記事をご覧いただいている皆様にもそういったイメージをお持ちの方がおられるのではないかと推察するところです。

まぁ、「V字回復」などという言葉ってインパクトがありますからね。致し方のないところなのですが、「インパクトがある=高いスキルを要求される」という訳でもないという点にご留意いただければと存じる次第であります。


さて、2点目の「優秀な経営者はコンサルタントをどのように使うのか」についてですが、こちらが本日のメインディッシュです。

小規模事業者の皆様にも、ぜひ頭に入れておいていただきたいところなのであります。
(1)もしくは(2)を依頼してくる社長

(3)を依頼してくる社長


これもまた社長のスキルはレベルが違う。

(1)(2)の社長は、答えを求めてくる。

(3)の社長は、自分の考えとの答え合わせをしてくる。
経営者として「経営」のお仕事ができている方というのは、まずは自分自身の中で色々と思考を巡らせるんですよね。

そして、その結果出てきた「答え」について、
  • (良質な)コンサルタントの導き出す「答え」とどの程度ズレているのか?
  • どちらがより良い「答え」なのか?
  • そして、そのズレはなぜ起こったのか?
などといったことを「答え合わせ」し、さらにその「答え合わせ」の結果を自分自身の中に戻してくる。そして、より一層思考の質を高めていく―といったことをされています。


小規模事業者の方もこれと同じで、「自分の考えと、客観的な視点を持つ第三者の考えとで、答え合わせする」方は圧倒的に強い(事業を発展させる)傾向にあります。

世の中、小規模事業者の方も「答えを求めてくる」方が多いですし、そもそも「答えを求めようともしない(ただただ目の前の案件を必死にこなす)」方もそれなりにおられますからね…。

ひいてはこのあたりを少し意識付けてみるだけでも、一歩も二歩も前に行けてしまうのではないかと感じるところ…ぜひ皆様にも試行錯誤していただければと願う次第です。

2016年10月22日土曜日

[経営管理]「ストック化→再投資→ストック化(以下略」の流れってどのような組織にも通ずるものだよね、というお話

皆様お疲れ様です。潤沢な内部留保金(ストック)ができたら、僕自身の増毛植毛に投資をしたいアラサーのにったです。

学生時代、友人たちと「せめて子供が生まれて物心付くまでは保たせような…!」とお互いに励ましあったのも今となっては懐かしき思い出…。

みんな見てるー?僕、子供は生まれたぞー!ゴールまであともう一息だぞー!

…あと数年、ただひたすらに祈り続けようと思います(え


【ふるさと納税額を前年比約300倍の「5億9000万円」に増加させた方法について須崎市の担当者に話を聞いてきました by GIGAZINE】
http://gigazine.net/news/20161004-susaki-furusato-tax-method/

この記事で紹介されている「須崎市の担当者」こともりとき氏、密かにちょっとした知り合いであるのですが、まさかこんな形で話題の人になってしまうとは…

相変わらず合理的、相変わらず柔軟(そして、相変わらずチクチク斬っていくスタイル)だなぁ、などと思いながら、サクッと楽しく拝読させていただいたところです。

あとは、若人の意見を積極的に取り入れてくれる素晴らしい上司(市長さん)に巡り会えて良かったねぇ、と。

本人がどんなに合理的で柔軟でも、最終的に”組織の論理”を行使するのはトップのお仕事ですからね。

このあたりは縁もあるということで、そのへんの”引き”も強い方なのだなぁ、などと物思いにふけっているところでもございます。


さて、これだけで終わってしまうと、

「なんだよにった!今日の記事は知り合いべた褒めの提灯記事かよ!」

となってしまいますので、以下、一応ささっと小規模事業者・経営管理者としての視点を申し添えておこうと思う次第です。


閑話休題、最後にサラッと書かれていますが、僕的にここが一番大事なエッセンスだなぁと思ったのが下記のコメント。
守時:
現在、ふるさと納税で保育料第2子半額、第3子無料となっている保育園の無償化や、空き家の改修や環境整備などによる移住政策も取り込んで、優秀な人材を集めることもできるかもしれません。得たモノやコトを再投資し、さらに大きな循環を作り、永続的な発展のシステムを作る事を目指せればいいなと思っています。
「ゆるキャラ×ふるさと納税でお金に余裕を作る(ストックを作る)→そのストックを子育て政策や移住政策に再投資する」という流れは、このブログで普段言っている言葉に置き換えると、「ストックする→投資する→ストックする→投資する(以下、エンドレスループ)」の流れそのもの。

ここまで読んで、

『出た様式美!!「ある分野に(ピンポイントに)投資する→そこから得た利益をストックする→十分にストックされた資産(キャッシュ)から適正額を”次”に投資する→(以下無限ループ)」ってやつだ!!』

と思われたそこの貴方様、普段からよく本ブログをご覧いただいているようで、心より感謝を申し上げます。

(思われなかった方、今後もそれなりの頻度で出てくる(たぶん)フレーズですので、これを機にぜひとも覚えて帰っていただければと存じる次第です。)


「得たモノやコトを再投資し、さらに大きな循環を作り、永続的な発展のシステムを作る」という彼の考え方、経営戦略上・経営管理上における本質までもを見事に射抜いている言葉だと思います。

という訳で、ザーッと読み流してしまうのではなく、小規模事業者としても(だけでなく、全ての組織で)ぜひとも見習っていただければ、と願う次第なのであります。

2016年10月20日木曜日

[個人事業]良い意味で「オモチャ」になれる人って強いよね、というお話

皆様お疲れ様です。職業柄何事に対しても万事きっちりしているように見えるようですが、実際は結構ゆるゆるなにったです。

ちなみに、だいたい3~4回くらい会うと化けの皮が剥がれる模様。

…こらそこ、「緩いのは頭だろ」とか「脳内お花畑め」とか心の中でつぶやくのはやめなさい。先生には聞こえているのですよ?(ニコリ


【家計の管理は夫婦別々派? 夫婦一緒派? 「夫は妻のオモチャである」 by PRESIDENT Online】
http://president.jp/articles/-/20325

うちは基本的に夫婦一緒で管理しています。

…といっても、夫婦一緒ということに対して何らかのこだわりがあるという訳ではなく、ただ単に、別々に管理するということに対するこだわりもないというか、そのようなことをいちいち考えるのが面倒なだけなんですけどね。

妻の家計の管理能力が低いと感じたことは結婚前後を通して一度もありませんし、また金銭面に関する価値観に大きな相違があると感じたこともないというのが、こうして楽観的に考えられる大きな要因なのかもしれません。


さて、上記記事に関してですが、タイトルとなっている「夫婦で別々に管理するか、一緒に管理するか?」自体が重要なテーマという訳ではなく、

「妻(ひいては家庭)とどういった向き合い方をしているか?」

というのが本質的な問いかけとなっている点に留意しておきたいところです。
また大物ほど、家庭との時間を大事にしますね。日本電産社長の永守重信氏は朝から仕事しているけれど、帰るのも早い。ユニクロの柳井正氏も、6時にはもう家に帰っています
「自分自身の一番身近にいる人間」を大事にできない人間が、従業員や取引先を大事にすることってなかなかできない(まぁ、自覚症状はないでしょうが…)ですからね。

プライベートでの性質というのは仕事の場面でも(特に、中長期的な関係になると)必ず出てくるもの、ということで、これを良いきっかけに一度日頃のおこないを振り返っておくのも良いかもしれません。

身にしみてわかったのは『夫は妻のオモチャである』ということでした。逆にいえば、妻のオモチャになれる夫が大成するのです
こちら、優秀な経営者は必ずどこかにM気質を持っている、というのが持論なのですが、言い換えるとちょうどこういった感じになります。

諸々高度化・複雑化した現代社会の中でついつい忘れがちになるものですが、商売の基本って「顧客(や関係する全ての人たち)を喜ばせる」というとてもシンプルなものなんですよね。

ですので、変なプライドを保たない、良い意味でオモチャになれる方の方が、「商売」「経営」の場面でも良い結果を生む傾向にあるのかなと考える次第です。


…と、ここまでツラツラと書き連ねましたが、元も子もない話をすると、大きな結果を残している方々は妻を信用して大事にする傾向があるとともに、

そういった信用できる方を妻にする(できる)ことができる、人を見る目を持っている

ということもあるかもしれません。

人を見る目を持つこと、自らが信用すると判断した人間をしっかりと信用すること…言うに易く行うに難し…。

このあたりの基本的なこと・本質的なことはしっかりと抑えておきたいものですね。

2016年10月18日火曜日

[経営管理]「持続可能な●●」という考え方って大事だよね、というお話

皆様お疲れ様です。長く続けられていることは「鹿島アントラーズサポーター」と「クラッシュ・オブ・クラン」のにったです。

クラッシュ・オブ・クランは現時点でおよそ1年半程度ですが、ゲームに関してはかなり飽きっぽいワタクシめ、これだけ続いているのは初めてのことでござるのですよ。

そして鹿島アントラーズサポーターに関しては…もう何年と数えることすらできない程度に長年続いている唯一の物事となります。

(※数えたら今年で17年目でした。これまでに獲得した17冠中、地味に3/4以上の13冠を知ってるのね…。「常勝鹿島」の復活求ム!!)


【「ひとりブラック企業」を誇る残念な人たち デキる人は「経営者感覚」で体調管理する by 東洋経済オンライン】
http://toyokeizai.net/articles/-/138386

多くの小規模事業者にとってもなかなか耳の痛いものではないかというお話。

よく「体調管理も仕事のうち」といわれます(し、小規模事業者も言っているセリフだと思います)が、「医者の不養生」ともよく言ったものですね。


1人の「仕事人」として、「目の前の仕事」に打ち込むことが大切なことは言うまでもありません。

しかし、「経営者」や「事業者」の視点としては、「1年、3年、5年、10年―といった長い期間、高いパフォーマンスを出し続ける」ことも同じくらい…いや、さらに重要なことであると考える次第。


「体力(や精神力)を削って仕事をする・させる」ことを続けていると、従業員はもちろんのこと、経営者や事業者自身も長期間良い状態を保たせることは難しいものです。

そして、落ちていく仕事の質…取り戻すためのさらなるデスマーチ…離れていく従業員・取引先…結果としてさらに仕事の質が落ちる…。

このループに入ると、完全に悪循環が悪循環を呼ぶ状態に陥ってしまう訳ですね。


また、経営者や事業者自身が「やっている」からといって、従業員が全く同じペースで同じことができるかというと、決してそういう訳ではないということを頭に入れておく必要があります。

(このあたり、「自覚症状」のない方も多いですね。)

「無理と言うから無理なんです!」などとドヤ顔で言いきるのではなく、「無理なこともあるよね。」「無理のない(少なくとも、無理な状態が続かない)ようにしていく必要があるよね。」と考えられる余裕を、経営者として常に持ち続けておきたいところ。


「持続可能な●●」「持続的に発展を継続させられる●●」という考え方、事業運営においては非常に重要なものであると感じております。

2016年10月15日土曜日

[経営管理]「少数精鋭の自国軍メイン組織」が活きやすい時代になっていくかな?というお話

皆様お疲れ様です。自己紹介を「フリーランス型CFO(Chief Financial Officer)をやってます!」にしたらカッコイイんじゃね!?とか思ったにったです。

まぁ、実際は、「フリーランス型CFO(Chief Fake Officer)」なんですけどね…。

仕事してると見せかけているオフィサーということで、ひとつご理解をいただけますと幸いに存じる次第です。


【これから日本で重宝される「フリーランス型正社員」 by NIKKEI STYLE】
http://style.nikkei.com/article/DGXMZO08078200W6A001C1000000?channel=DF130120166018

開業した頃になんとなく感じた、「今後を20年とか30年とかいう期間で見ると、『組織』の単位はどんどん小さくなっていきそうだな…」という感覚。

あれから7年が経ちます(あ、あれ?もう7年にもなるのか…!)が、実際にそういった流れも感じながら、結構根強く「大きな組織信仰(?)」も残っているなぁという感じも受ける、そんな今日このごろでございます。

まぁ、ちょうど変化が起こるか、変化の兆しが止まってしまうか、という境目の時期にいるのかな…といったところでしょうか。今後の流れに密かに注目しているところです。


余談ですが、非正規雇用の比率が高まっているということ、被雇用者側にとって良くないという論調で語られることが比較的多いように思いますが、実際はどうなんでしょうね。

働き方に対する価値観も多様化しています(正規雇用されることにより大きな責任を持ちたくない、など…)し、一概に悪いと言い切ることはできないような気はするところ。

(だからといって、今の仕組みが最高かと聞かれれば、そうではないとも思いますが。)

ただ、「自分にとって最も良い働き方を、自分で選択できる」ようになっていけたら理想なのでしょうが、現実的に全員が全員というのは難しいでしょうしね。

できる限り多くの方が納得できる形で働き方の選択ができる制度にしていくために、今後も試行錯誤してほしいなぁ、と切に願うばかりです。


さて閑話休題、逆に雇用する側の視点で見た時に、「非正規雇用=コストダウン万歳!」みたいな風潮があるように感じますが、こちらも実際どうなんだろう?と思ったりする訳です。

たしかにコストダウンになるところもあるにはあるのでしょうが、非正規雇用ってマキャベリの君主論で言うところの「傭兵」じゃないですか?という感覚。

「正規雇用=自国軍」とそのまま直接的に結びつく訳でもないでしょうし、「非正規雇用だって契約形態など条件によっては自国軍だ!」と言われればそうなのかもしれません。

…が、厳然たる事実として、例えば派遣社員って派遣会社との間で雇用契約がある訳ですからね…。

「傭兵ばかりに頼ってると国が潰れるぞ?自国軍を主力に戦力を整えないと連戦連敗になるよ?」というのはマキャベリの教えの1つですが、「自社にとって『自国軍』とは何なのか?」を1度見つめ直してみるのも面白いように思います。

※マキャベリの「君主論」をご存じない方、話が分からないかもしれませんね…申し訳ないです。ご興味があればぜひ読んでみてください(難しい本が苦手な方は、「君主論(まんがで読破) マキアヴェッリ」から入ることをオススメします。)。




今後「フリーランス型正社員」なるものが登場するのかどうかは分かりませんが、「組織」の単位がどんどん小さく、細分化されていくというのが流れなのかなという感覚は、何だかんだで今もなお変わらないところ。

そうなった時、小規模事業者は「少数精鋭の自国軍中心の組織」という場合が圧倒的に多いですし、その小回りの良さを活かして今よりもさらに様々なチャレンジができるようになっているかもしれません。

世の中を見ながら、そして少し先の未来を想像しながら、頭と心の準備を整えておきたいものです。

2016年10月13日木曜日

[個人事業]「カネ」っていったい何なんでしょうね、というお話

皆様お疲れ様です。自他共に認めるケチな某経営者の方から、「にったくんの方がもっとケチ!」と言われるにったです。

い、いい機会だから言っとくけどね、こ、これはケチなんじゃねーよ…!公私ともにお金のことになると経営管理屋の血が騒ぐ…そう、いわゆる「職業病」というやつなんだよ…!(震え声

僕をケチ扱いする子は「おつまみとお酒は 足して300円/日 まで」にするからな!理不尽なルール設定バンザイやぞ!


【カネを獲られる人の特徴とは? ウシジマくんとホリエモンが、「カネの価値」について大激突! by ダ・ヴィンチニュース】
http://ddnavi.com/news/325864/a/

こういった話が耳に入ってくるにつけ、少なくない方が『自分が今現在「獲る側」なのか、「獲られる側」なのか?』だとか、『自分がどう在りたいのか?』といった点に興味を持たれるように思います。

もちろん、そういったことに興味を持ち、考えることはとても大事なことです(なにより楽しいですしね…)。

ただ、僕としてはその前段階として、『「カネ」というものの本質について自分なりの考えを持っておくこと』の方がさらに大事なのではないかと考える次第なのであります。


ここで「カネというものの本質について自分なりの考えを持つ」という言葉を少し言い換えますと、

  • カネとはなんぞや?
  • 自分はカネとどう付き合って(向き合って)いくのか?

というテーマを自分の中で整理しておく、ということになるかと思います。

上手く回っている企業の経営者の方や、経営者でなくても上手く資産を築いておられる方というのは、このあたりよく整理ができている方が多いように感じます。

(前回の記事でも触れた、「自分なりの判断基準を持つ」ということにも繋がりますしね。)


少し余談ですが、ちょっとした友人兼ちょっとした取引先の某経営者の方が、「カネは、カネを好きな人のところにしか集まってこないよ」という言葉をよくおっしゃっておられます。

僕自身、最初(独立当初のことです)は「何を言ってるんだこの人は…」って正直思ってました。

※彼は悪いことをして稼いでる訳ではなく、真っ当に商売をして、その結果としてものすごく利益を出されておられます。一応注記を。

ただ、それから色んな企業、色んな経営者の方を見ているうちに、ふと「上手くいってるところはみんな、良い意味で『カネが好き』だなぁ」と感じることがあったのです。

そういった方々をよく観察していると、皆さんカネの使い方がとても上手い。極端な話、たった100円ですら、その使い方が僕みたいな凡人とは全く違う感じがしました。

「ここには思いっきり使う」「ここには使わない」という判断がとにかく的確なんですよ…。

…という訳で、今では『やはり経営資源の1つである「カネ」の扱い方の上手さが違うと、会社の質そのものも変わってしまうということなんだな』という結論に僕の中では落ち着いている次第です。

(「カネが好き」とストレートに言うと、何だかとってもゲスい感じが出てしまうためか、(特に日本では)あまり良い印象を持たれないですよね。

なので、僕自身は「カネを大切にする」という表現を使うようにしています。)


最後に少しだけ話題を本題(上記URLの記事のお話)に戻しておきますと、
ウシジマはこんなセリフも言っている。「金が全てじゃねぇが、全てに金が必要だ。」ホリエモンはこう言い換える。「金が全てじゃない。だが意識の変わらないヤツは、全てに金が必要だ」
こちら、資本主義を採用している場所で生きていくには、現実的にカネの話を避けて通るのは極めて難しいよね(意訳)、といったところでしょうか。

という訳で、この記事をご覧の小規模事業者の皆様も、ぜひ一度「自分にとってカネとは何なのか?」ということについて、考える時間をお持ちいただければと願う次第なのです。

2016年10月11日火曜日

[閑話]「自分なりの哲学」があるって大事だよね、というお話

皆様お疲れ様です。子供が生まれて外に出られるようになったら、いの一番にカシマスタジアムに連れて行きたい鹿角至上主義なにったです。

こうやって1人1人、地道に鹿島アントラーズサポーターを増やしていくんや…!!

地域的に、ガンバ大阪サポーターやセレッソ大阪サポーターに囲まれる(であろう)と思われますが、そのあたり我が子には色々と強く生きてほしく思うところであります。


さて、本日の記事なのですが、執筆予定日である昨日月曜日に妻が陣痛と戦うことになりまして、そちらの方にずっと付き添っていたために全く書いていない(※現在、投稿予定時刻30分前時点)という状況でございます。

…という訳で本日は、本ブログでは初めての閑話というものを書いてみようと存じる次第です。

(ちなみにワタクシめ、閑話をテーマに文章を書くことほど苦手なものはありません。

駄文&オチのない文章になりそうな気がして仕方ありませんが、怖いもの見たさでお付き合いいただける方は最後までどうぞよろしくお願い致します。)


…そう、ワタクシめにも子供が生まれたのですよ、子供が。可愛い可愛い初めての子供です。

いざ生まれてみると「おお、我が娘よ!」という感じで、一気に「父親になったんだなぁ」という実感が湧いてくるものですね。

まぁ、妻がつわりで苦しんでいても、妻のお腹が大きくなっても、全く実感が湧かないという、「父親としてどうなんだ…」状態で過ごした10ヶ月間は何だったんだ…というのも率直な感想でありますが。

「父親」としての先輩である方々に「実感湧かないんですよねー」と言うと、全ての方から「生まれたら実感湧くよ」というお返事を頂戴しましたが、まさしくそうだったということで、さすが先輩方の経験談だなぁとも密かに感じているところです。


しかし初めての子供が娘ということで、その生態は全然分からんものですね(僕、男ですしね…)。

大人の女性の気持ちすら分からないのに、小さい女の子の気持ちなどさらに分かる気がしないということで、そのあたりは既に諦めの境地に入っているところ。

また、15年後には「お父さんの後にお風呂入りたくない!」とか言われちゃうんだろうなぁ…などという現実と向き合いながら、可愛い間に目一杯愛でておきたいなと思っているところでもあります。


ちなみに、現時点で「育児」や「教育」に対して「これ!」という考えはありません。せいぜい、娘のやりたいことをやらせてあげて、ノビノビと育ってくれればそれが一番―といった程度ですね…。

まずは健康に、そして警察のお世話になることなく育ってくれたらそれで良いよ、と。あとはどうにかなる。こんな僕ですら何とかなってますからね。

ただ、できれば、「獲った魚を与える」のではなく、「魚の獲り方を教える」ことをしたいですし、さらに言えば「魚の獲り方を自分で考える」ようにしてあげられたら良いな…とは仄かに考えているところです。


あとはやはり、「献身・誠実・尊重」の精神は何らかの形で伝えてあげたいなぁ。

そう、我らが鹿島アントラーズのアイデンティティ、我らがジーコの教え!

これは僕自身の座右の銘というか、いついかなる時もこう在りたいという人生のテーマみたいなものであるのでね…。

大人になった時にこの3つさえ身に付けられていたら、大概のことは何とかなるよ、我が娘よ、と。

ここはひとつ、僕なりの「魚の獲り方を自分で考えるための基準・指針」ということでご理解をいただけるとありがたいところでございます。


そういえば、経営者や事業者って、こういう、「自分なりの哲学」を心に持っている方が結局は強い気がします(僕自身が強いかどうかは置いておきましょう)。

その哲学に合うことだけやる。合わないことは絶対にやらない。

「経営(判断)」というのは、やることを決めるのではなく、やらないことを決めることだと思いますが、おそらくは自分なりの哲学がある分、その判断基準が明確に整理されているということだと理解致しているところです。


我が娘にも、いつかは何らかの形で、「人生の哲学」を持ってほしいなぁ。

そして、それが「献身・誠実・尊重」だったらものすごく幸せな限りだなぁ。

(まぁ、持つのは本人なので無理強いはしないというか、自分で考えて自分で決めてね、というのが一番にありますが。)


とりあえず、まずは我が家のマスコット・しかおくんを使って、娘が鹿島アントラーズに興味を持つところから始めねば…!!

しかおくん、頑張っておくれよ…!!


しかお「らじゃ!!」


P.S. あ、ちなみに、こちらでは娘の育児とか教育みたいな話はあまり書かない予定でおります。

そういった話題はそれ用のブログを作りました(ちゃんと更新するかどうか分かりませんがね…)ので、ご興味のある方はぜひそちらもフォローいただけると嬉しく存じます。

【鹿角至上主義!!な(零細)経営者の育児&教育備忘録】
https://tn-ikujikyouiku.blogspot.jp/

2016年10月8日土曜日

[経営管理][財務経理]「会計」を「経営」にどう活かすか?ってイメージしづらいものだよね、というお話

皆様お疲れ様です。「大御所」よりも「(普段何をやってるのか分からない)謎の男」を目指したいにったです。

…え?既に現状でも普段何やってるのか分からない?そんなこと言ってる暇があるならさっさと仕事しろ?

それは大変失礼致しました(でも反省などしていない!


【JALを復活させた「売り上げ・利益の数字が現金に見える」練習 by PRESIDENT Online】
http://president.jp/articles/-/20203

京セラや第二電電(現KDDI)の創業者として、そしてJALの再建者としてあまりにも有名な稲盛和夫氏。

元々は理系(たしか、化学専攻だったでしょうか?)の方であるにも関わらず、会計(学)に明るい経営者としてもよく知られていますね。

「『会計』というものを経営実務に活かす」ことに日本で(いや、世界でも!)いち早く取り組み始めた方ということで、「管理会計界の大御所」といっても過言ではない存在だと思う今日この頃でございます。


さて、そんな稲盛氏、どこの組織のトップになっても必ず「数字」「会計」という視点からその組織の課題のあぶり出しを行うというのは「さすが」の一言ですね。

組織の課題をあぶり出すために、まずは数字(=過不足ない実態が浮かび上がってくる客観的な指標)が語りかけてくるものを受け取るところから入る訳です。

(ちなみに、数字が操作されてたら実態なんて掴めないでしょ、という感覚を持たれる方もおられると思います。

…が、このくらいのレベルの方になると、相当上手く数字を操作したとしても、「あぁ、操作してるな、これ…」と見通せてしまうものなのですよ…。)


会計や経理の面白さというのは、「数字が語りかけてくる実態をどこまで読み取れるか?」というところにあります。

そしてそこから、「未来のある時点で在りたい姿(が反映された数字)を実現するためにどうするか?」を構築していく。

良好な財務体質を築くことにより「お金」の苦労がなくなる、そうすると積極的にチャレンジする余力が出てくる訳です。

内部留保ができることにより、投資ができる。投資することにより、利益を生む。生まれた利益により、内部留保ができる。以下、ひたすらこの良好なループを継続する…。

実に経営の王道を歩んでいる感じがします。


ちなみに、そんな稲森さんの「会計」との向き合い方・考え方に興味を持たれた方がおられましたら、「稲盛和夫の実学 経営と会計」という書籍をオススメ致します。

(余談ですが、僕が毎年正月が来たら必ず読み返すようにしている書籍の1つです。)

キャッチーな分、「アメーバ経営」「フィロソフィ」などといったワードが注目されがちですが、具体的な経営手法やツールについて知るのはその大本にある価値観や会計との向き合い方を知った後で十分だと考えるところ。

上記の本は、そんな稲森さんの価値観や会計との向き合い方を知ることができる書籍。小規模事業者の皆様、ぜひとも一度手にとっていただければと存じるところです。

2016年10月6日木曜日

[経営管理]”かゆいところに手が届く”福利厚生が整っていると、社員としては地味にありがたいものだよね、というお話

皆様お疲れ様です。もし福利厚生を受けられるとしたら、「鹿島アントラーズの年間観戦チケット」か「乃木坂46の全ての握手会の参加権」あたりが大変嬉しいにったです。

やはり我らが鹿島アントラーズのスポンサーであるLIXILさんなら、福利厚生でカシマスタジアム観戦チケット(もちろんホーム側!)がいただけたりするのでしょうか。

…ワタクシめ、輪廻転生いたした暁には御社への就職を猛烈に希望致しますので、人事の皆様、その時にはひとつどうぞよろしくお願い申し上げる次第でございます。


【ヤフーとベネフィット・ワン、中小企業向け「Yahoo!福利厚生」を提供開始 by 財経新聞】
http://www.zaikei.co.jp/article/20161003/330172.html

さて、一口に「福利厚生」といっても、経営管理上(会計上)ではそれが「法令で義務付けられているもの」か「そうでないもの」かによって、地味に細かく分類されていたりします。

おさらいがてらザックリと書いておきますと、
  • 法令で義務付けられるもの:社会保険や労働保険の負担など
    (→会計上「法定福利費」に仕訳される)
  • 法令で義務付けられていないもの:社宅や社食の提供など
    (→会計上「福利厚生費」に仕訳される)
といった感じになっております。


現状、小規模事業者で積極的に後者(=狭義の福利厚生)に取り組んでいるところは圧倒的に少ないですよね。

まぁ、法令で義務付けられている物事(前者(=法定福利))には自然と目がいきますが、そうでない物事にはどうしても関心が薄くなるものですし、そのあたり致し方ないことかなと感じるところではあります。


まず何よりも、福利厚生ってお金がかかるイメージがありますしね。「福利厚生といえば会社が抱える保養所!あとは超格安でオシャレな社員食堂!」みたいな。

とはいえ実際は決してそれほど大層なことではなくて、例えばアパレルなどのショップでの「社員・バイトは3割引」みたいな、いわゆる「社割」というのも立派な福利厚生ですし、飲食店で出てくる「まかない」も立派な福利厚生だったりするのです。

なので、そんなに気張って大それたイメージを抱く必要はないんじゃないかなぁ、と考える次第なのであります。


あとは、福利厚生の効果というか、メリットを想像しづらいというのもあるかもしれませんね。

こちらについては、「かゆいところに手が届く」ものを用意すれば、少なくとも採用活動の一助にはなるのではないかと推察しております。

(なにせ、「社割があるところ」や「まかないが付いているところ」を働く場所の条件として評価される方がそれなりにおられるくらいですからね…。)

このあたりは、物やサービスを顧客に売るのと同じで、(福利厚生を)社内の人間に提供する際にも「需要を読む」ということが大事だということになりそうです。

至極適当な案ですが、「ゲーム好きが多いからスマブラのトーナメント会を開催するでー」とか、「風呂好きが多いからみんなでスーパー銭湯行くでー」とか、そういう感じでも十分に福利厚生の1つになるのではないかと思うところです。


さて、話を上記の記事に戻しますと、
ベネフィット・ステーションでは、宿泊施設や飲食店、レジャー施設、介護・育児サービスなど、約100万件のサービスを会員限定の優待価格で利用できる。
とのことで、ざっくり見ている限り「従業員1人あたり658円」の価値は十分ありそうな感じに見受けられます。

導入するかどうかは、会社や従業員たちの自宅の近くに受けられるサービスがあるか、そして、会社の財務状態との相談といったあたりが判断材料となるでしょうか。


社員がより良い生活(プライベート)を送ることで、より良い仕事ができるようになる―という価値観をお持ちの方で、でも良いアイデアがなかなか出てこないな…という方にとっては、こういうものに頼ってしまうのも1つの有効な策ではないかと考えております。

2016年10月4日火曜日

[経営管理][財務経理]自計化って思ってる以上に時間コストがかかるものだよね、というお話

皆様お疲れ様です。ある程度自動化されているモノだとしても、それでも極力できる限りマジで単純作業はやりたくないにったです。

「よく会計作業やってる時、最後に数字が合ったら気持ちいいとか言ってうっとりしてるじゃねーか、あれ単純作業やないか!」と突っ込まれることを想定して先回りしますが、

あれは決してうっとりしている訳ではありません(ドン


【中小企業が利用している会計ソフト、クラウド型は17.2%、ベンチャー企業ほど導入率が高い傾向 by INTERNET Watch】
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1022631.html

日頃の会計に関する業務を「全て税理士に任せている」のは31%とのこと。

僕の感覚ではもう少し多いのではないかという予想でしたが、実際はその感覚値以上に減少している模様です。

まぁ、ここ数年は「自計化」(=自前で(代表者などが)会計作業を行うようにすること)がちょっとしたブームとなっていますからね。

もはや「自計化=正義!」という風潮と言っても過言でないような気さえしますし、記帳代行サービスを収益源としている事業者さんにとっては冬の時代が到来しつつあるように思わざるを得ない流れとなっております。


さて、この風潮についてなのですが、僕は「自計化する」「外注する」という選択に良いも悪いもないと思っている方なんですよ。

というのも、なにせ、自計化(特に、経営者自らが会計作業を行う場合)したらその分、経営者自身の時間と労力が会計業務に取られるということになるからです。

「コスト」といえば「金銭コスト」と考えがちですが、「時間コスト」というのも立派な「コスト」なのですよ。

…というかむしろ、下手したら金銭コストよりも時間コストの方が諸々影響が大きいのではないかとすら感じる次第。

経営者は1時間でなんぼの利益を出していることか!!(突然何


「代表者には、代表者にしかできない仕事がある」といいますが、それに加え、「代表者には、(代表者にしかできない)やらなければならない仕事がたくさんある」とも感じているところ。

これを考えるにつけ、代表者の貴重な「時間」というものを、会計「作業」に使うというのは大変贅沢な使い方だなぁ、と思ってしまう次第であるのです。


…という訳で、「自分でできる」「何でもやる」は、「時間コスト」が大きくかかる(ひいては、機会損失が起こる)ことをお忘れなく。

「お金の流れを肌で感じるために一旦は自分で会計作業をやってみる」ということには大いに賛成致しますが、ある程度掴んだら「手離れ」させるのも経営者の仕事。

最終的に「自計化」するにしても、「外注化」するにしても、そのあたりを頭に入れながら、自社の状況に合った選択をしていただければと存じる次第です。

2016年10月1日土曜日

[経営管理]「リスク」と「ハザード」の定義(違い)って普段意識しないよね、というお話

皆様お疲れ様です。ビジネス横文字が苦手なにったです。

「マーケットでイニシアティブをとるビジネスプランだね、アグリーするYo!それじゃあYouをリーダーにアサインするから、次のミーティングまでにアジェンダ考えておいてYo!」

などと言われると、何をおっしゃってるのか10%も頭に(いや、耳にすら!)入ってきません…本当に申し訳ない、深くお詫び申し上げる次第です(だがしかし、反省などしていない!


さて、こちらもビジネス横文字なのかもしれない「リスク」とか「リスクヘッジ」とかいう言葉。

ビジネス横文字が苦手な僕ですら、とりあえず違和感なく耳に入ってくる程度にはよく聞く言葉ですね。

(余談ですが、最近は経営や政治の場だけでなく、一般的雑談的会話の中にも浸透してきつつあるような気さえしております(さすがに言いすぎか…))

しかしこの言葉、市民権を得れば得るほどに、ある似て非なる言葉と混同して使われる傾向にあるな…と、先日お客さんのレポートを書いてる時に気付いてしまいました…!

という訳で、一旦この言葉の定義は明確にしておく必要があるよなぁ…と思ったが吉日、この場に書き残しておこうと存じた次第です。


ようやくここからが本題!

「リスク」と似て非なる言葉というのはズバリ、「ハザード」です。

色々と端折って、箇条書きで端的に定義を書ききってしまうと、

  • ハザード・・・潜在的に危険や有害となりうるもの(事象)のこと
  • リスク・・・ハザードが発生して現実の危険となること、またその起こりやすさ
といった感じになります。


うーんなるほど全く分からん!という方のために1つ例を挙げますと、
  • 取引先が倒産する(=潜在的に自社にとって危険となりうる事象)→ハザード
  • その取引先が倒産したことによる自社への損害額(売上ダウンの額)、またその損害可能性→リスク
といったところになるでしょうか。

「取引先が倒産する(かもしれない)」というのはあくまで「ハザード」であって、「リスク」ではないということですね。


もう少し具体化してみますと、
  • 取引先が倒産するらしい
    →…が、その取引先からの売上高は月に500円であった
という状況では、99.99999%の方が「まぁ、それくらいの損害ならいっか」って思われますよね?

「500円のために必死になるくらいなら、他の取引先から10万円の仕事を取って来る方がよっぽど経営効率が良いよ!」ってなりません?(というか、なってください!)

つまり、「ほとんど損害がないから、ハザードはハザードとして認識するけど、リスクとして認識し、リスクを上手く避けたり低減する行動はしなくても良い」という結論が導き出される訳です。


ちなみに、同じ状況で仮に「リスク」と「ハザード」を混同していると、
  • 取引先が倒産するらしい
    →リスクだ!やばい!なんとかしなきゃ!
    →(月に500円の売上のために)多大なコストをかけて対応することになる
なんてことが起こってしまいます。

上記の例はあまりにも極端であるために分かりやすい(判断しやすい)ですが、これ、決して他人事ではなく、往々にして起こるものなのです…。


その「的を外した判断」によって発生した大きなコスト(金銭だけでなく、対応するための時間もコストです)を他のことに使えば、もっと大きな利益に繋がるかもしれません。

(専門用語で「機会損失」といいますが、このお話はまた別の機会に…!)

…という訳で、「リスク」と「ハザード」の違いについてはぜひとも頭に入れておいていただければと思う次第なのです。

そして願わくば、「リスクがさー」と口から出した暁には、頭の中で「これってリスク?ハザードじゃないよね?」と思い返していただければと存じる次第であります。