2016年7月26日火曜日

[IT]「Pokemon GO」は任天堂(の財務状況)にどの程度影響を与えるか?

任天堂、ポケモンGOを開発していないことに投資家が気付き株価急落 by TechCrunch Japan
http://jp.techcrunch.com/2016/07/26/20160725investors-realize-nintendo-didnt-develop-pokemon-go-and-shares-plummet/

株式会社ポケモンやNiantic inc.における任天堂の株式保有割合を見れば連結子会社かどうか(※)を判断できそうなものですが、「盲点だった!!!」といったところでしょうか。

(※)「連結子会社かどうか」というのは、「Pokemon GOであがった利益が任天堂の連結決算にどの程度影響を及ぼすのか」と言い換えることができます。

もちろん、株式会社ポケモンやNiantic inc.の資産としての価値は上がるでしょうから、中長期視点に立てば十分好影響を与える(与えそう)といえると思いますが…。

…が、まぁ、投資(否、投機!)の観点ではそうも言ってられないでしょうからね…(;´∀`)

ざっくり今のところは、「短~中期間の直接的な損益(利益)に与える影響は限定的だが、上手く育てていけば長期的に任天堂に大きな利益をもたらしてくれる可能性がある事業」といったところでしょうか。

2016年7月23日土曜日

[IT]ソフトバンクが英ARM社を3.3兆円で買収

ソフトバンク、英アーム買収に3.3兆円 IoT収益源に  by 日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFK18H1N_Y6A710C1000000/

この発表により株価は大幅ダウン…つまり、投資家たちは概ねネガティブな見方をしているということですね。

近年のソフトバンク社の財務状態は衆知の事実、

■流動資産(保有している現預金などの額)や自己資本(資本金の額)と比べ、有利子負債がかなり大きい。
=流動比率や自己資本比率などの数値が(少なくとも他社と比べて)かなり低い。
→つまり、事業体としての財務安全性が(少なくとも他社と比べて)かなり低い状態である。

という状態が続いていますよね。

そんな中でさらに流動資産の減少と有利子負債の増加が同時に起こる事案を発生させ、財務安全性をさらに低下させそうである…ということで、「さすがにキツいでしょそろそろ…」的な反応が出たといったところでしょうか。

僕個人としても、こと財務運営に関しては極力保守的に(=財務安全性を高く保つ)行う方が良いと考えているので、「孫さん、攻めたなぁ…!」というのが率直な感想だったりします。

しばらくは高利益(Not ”高売上”)をあげつつ、ひたすらキャッシュを回し続ける…という財務・経理部門の腕がますます問われる感じ…

んー…「中の人たち」に対してはただただ尊敬の念しか出てきませんです。

(参考)ソフトバンク、「レバレッジ経営」を加速 英アーム買収 by 日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFK18H1Q_Y6A710C1000000/

P.S.「より事業領域の川上を押さえてしまおう」という意味においては極めて大きな経営戦略上の意味を持つと思います。

孫さんほどの頭の切れる方ですし、財務上のリスクを重々承知の上でそのリスクを超える利益があると踏んだということでしょう。

という訳で、いつもながら(?)の「上手く行きさえすれば手のひら返しの準備はできている!!」案件ということですね。

2016年7月21日木曜日

[財務経理]「財務分析」の目的は?

決算早期化を実現させるための財務分析(6)-ディスクロージャー目的の財務分析 by ■CFOのための最新情報■
http://blog.livedoor.jp/takeda_cfo/archives/2072750.html

最近、「財務分析って(なぜ)やる必要あるの?」というお問い合わせを受けたこともあり、個人的にとてもタイムリーなお話。

突き詰めれば最終的には、「将来の財務状態を予測したり、現時点の財務上のリスクを把握するため(経営管理目的)」ということになると考えます。

2016年7月17日日曜日

[法務]継続的契約における「自動更新条項」の解釈について

ライセンス・サポート契約の自動更新条項の解釈 大阪地判平27.8.20(平26ワ2839) by IT・システム判例メモ
http://d.hatena.ne.jp/redips+law/20160629/1467191270

「契約書に書かれている文言を一言一句厳密に解釈するのではなく、契約の目的(趣旨や目標としている成果や結果)や民法などの法令も見ながら、合理的な解釈を行う(ざっくりと意訳)」とのことです。

[行政情報]「中小企業等経営強化法」に関する資料を経済産業省が公開

「中小企業等経営強化法」が施行されました by 経済産業省
http://www.meti.go.jp/press/2016/07/20160701001/20160701001.html

「機械及び装置の固定資産税の軽減(資本金1億円以下の会社等を対象、3年間半減)や金融支援等(低利融資、債務保証等)の特例措置を受けることができます。」とのこと。

設備投資が必須の業種の事業者などは特に上手く使えそうな感じがしますね。

[財務経理]「法人番号に関するFAQ」を国税庁が公開

法人番号に関するFAQ by 国税庁

いよいよ本格運用されているマイナンバー制度について、国税庁による法人番号に関するFAQが公開されています。

個人1人1人に付与されている個人番号とはかなり異なった扱いとなる(利用範囲の制約がないため、誰でも自由に利用することができる、など…)点に留意、といったところでしょうか。

[財務経理]「印紙税の手引」を国税庁が公表

印紙税の手引 by 国税庁
http://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/pamph/inshi/tebiki/01.htm

一口に「印紙税」と言っても、論点を一覧にしてみるとかなりのボリュームになりますね。

ちなみに、個人的には「印紙税…この時代に…なんだかなぁ…」という感じがしていますが、「おいそれとやめられない」事情もあるようで…。

→ 時代遅れで不合理な印紙税 「おいそれとやめられない」 by ■CFOのための最新情報■
http://blog.livedoor.jp/takeda_cfo/archives/2063844.html

[起業・開業]新設法人のうち合同会社の割合は17.6%

2015年「合同会社」の新設法人調査 by 東京商工リサーチ
http://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20160602_01.html

知名度・信用度ともに低かった「合同会社」ですが、制度開始から10年が経ち、少しづつ浸透してきているのかもしれません。

なんせ、うちでもチラホラ「合同会社の設立ってどない?」という問い合わせが来るようになってきているくらいですからね…今後の推移に注目です。

[鹿島アントラーズ]20年以上もの間「常勝軍団」で在り続ける中長期視点の組織づくり

鹿島の強化部長を20年間務める男。鈴木満が語る監督、OB、鹿島の流儀。 by NumberWeb
http://number.bunshun.jp/articles/-/826065

「良い時期」ばかりではないからこそ、「悪い時期」にどう我慢し(上手く凌ぎ)、次の「良い時期」に向けた準備を的確にできるかが重要ということですね。

言うのは簡単ですが、実際に20年もの間これを貫き通し、その結果として「常勝軍団」というイメージがこびりつくほど長い間強豪として維持・さらなる成長をさせてきたというのは並大抵のことではないと思います。