2018年1月13日土曜日

「愛ある”外の人”」が固定観念なしに事業を組み立てる効能

なんとなく青い鳥の形をしたウェブサービスを徘徊していたところ、こんなツイートに出会ったんですね。
で、これ本当にその通りだと思うので、ここぞとばかりに(他者の声に乗っかって)主張しておこうと考えた次第なのでございます。


ちなみに、そういった茹で蛙状態を払拭するために最も手っ取り早いのは、その会社や業界に対して何かしら思い入れのある その会社や業界に関係のない 人間が、固定観念なしに事業を組み立てることだと思うんですね。

その会社や業界に対して何の思い入れもなければ、大事なところで人の道を外れたり、「短期的には利益が出るが、結局業界を疲弊させて中長期的には寿命を縮める」ようなことを往々にして行ってしまうもの。

そして、会社や業界に深く関係があると、「変えなければならない要所」をガツンと変えられないものです。

例えば、過去あんなに殿様商売だった士業界に対して、強烈な危機感とサービス向上意識をもたらしたのは、”中の人たち”ではなくIT業からの進出者たちなんですよね。

(余談、そういう観点で見ると、自社や自業界のユーザーや愛好家の方々というのは最強の変革者予備軍なのかもしれない…と、ふと思いました。)


会社や業界の「歴史」が長くなれば長くなるほど、どうしても”中の人たち”の視野が狭くなってしまうのは致し方のないことです。

僕は「それってダメなことだよ」と言いたいのではありません。「人間にとって『慣れる』とはそういうものなのだよ」ということです。

その「慣れ」というものを上手くコントロールし、少しでも視野を広げられるかどうかということの重要性は、小規模事業者であっても変わらないものと感じているのです。

2018年1月6日土曜日

人口減少が火を見るよりも明らかな状況で、小規模事業者として今後をどう読み、どう動くのか?

某青いSNSでは、定期的に少子化(とその対策)についてのお話が盛り上がりますが、この年初も以下の記事で盛り上がっていたみたいですね。

【2018年にぶっ壊したい、少子化日本の8つの矛盾とは? by ハフィントンポスト】
http://www.huffingtonpost.jp/hiroki-komazaki/less-babies_a_23322151/


サーッと読んでみた限り、「まぁ、そりゃあこれら8点、たしかに可能な限りぶっ壊してほしいよね」という感想を抱くのは抱くのですが、僕として最終的には、「そもそも人口を増やす必要があるのかどうか?」という論点に行き着くのです。

「人口を増やさなければならない理由」としては、とどのつまり「人口が減ると、現状の経済(や社会保障)のシステムが立ち行かなくなってしまうと容易に予想される」ことが一番大きいですが、
  • 「もう人口減少に歯止めがかからないのは火を見ても明らかなんだから、そうなっても経済的に破綻しないように上手くやるにはどうすれば良いのか?」
という考え方を採っても良いのではないか、と。


ところで、この視点を小規模事業者の経営に当てはめてみますと、
  • 「日本国内でモノやサービスを作って日本国内で売る」というのは、どう楽観的に見ても市場が縮小していくと判断せざるを得ない。
    →これだけインターネットが発達して、金融技術も発達した今、「日本国内に居住しながら海外で稼ぐ」ということが十分に可能になってきている。
    →今後は「稼ぐ場所」「居住する(&子を産み育てる)場所」「遊ぶ場所」が同一でないといけない理由がどんどん薄れていく。
  • ただし、何だかんだ現時点で世界で3番目の経済力を持っている国であることも適切に評価する必要がある。
    →そんなに悲観ばかりしていても仕方ないですよ、と。「楽観的な現実主義」が大事な訳で、悲観していても未来は拓けないのです。
  • また、「世界最高水準の治安の良さ」を持っていることも高く評価する必要がある。
などの状況から、
  • まずは国内で利益を挙げて元手を作り、その元手を何らかの形で海外投資(株や債券などの金融資産としてでも良いと思いますし、海外販売という形で打って出るというのも良いと思います)に回す。
というのが策の1つになるのかな、と考えているところです。


もう少し従業員数が多かったり、資本力が大きい事業者であれば、日本のスポーツ界の試行錯誤に着目しても良いと感じています。

ものすごくザックリと、
  1. 若く有望な才能あふれる選手を国内リーグで一定のレベルまで育てる。
  2. 移籍金を残して海外リーグへ移籍。
  3. 一定の年齢になるなどしたら国内リーグ復帰・海外での経験を若く有望な才能あふれる選手に伝え、海外進出をより円滑に、そして背中を押す。
―といった形をぐるぐると回し始めているのを見るにつけ、「これってスポーツ以外でも応用できそうだよね」と感じている訳です。


いずれにせよ、上記でもサラッと書いたとおり、日本という国の「世界最高水準の治安の良さ」は胸を張って良いと思いますし、またこれを事業に活かさない手はないとも思っています。

このあたりぜひとも、財務や金融といった分野にも目を向け、小規模事業者としての「資産の使い方」「経営資源の配分の仕方」を試行錯誤していただければと願う次第なのであります。

2018年1月4日木曜日

2018年、明けましておめでとうございます。

こちらでの新年のご挨拶が少々遅れました。あらためまして、明けましておめでとうございます。天皇杯決勝の場に鹿島アントラーズがいない寂しさを噛み締めながら2018年が始まったにったです。

旧年中も例年に同じく、本当に多くの方にお世話になりました。関わっていただいた全ての方々に、心からの感謝を申し上げます。


2017年は、事業環境としてはただただ「堅調」の一言で終わる1年であったように思います。

その裏で、暗号通貨(仮想通貨)のビットコイン(XBT)価格が急騰したり、電子マネーの「推され」具合がこれまでになく強くなったり―と、財務観点で見るとなかなか大きな動きがあったようにも感じております。


さて、2018年ですが、
  • 2017年の堅調な環境が継続するのかどうか?
  • 暗号通貨や電子マネーがどの程度普及していくのか?
といったあたりを”小規模事業者の財務のおじさん”としては注目しているところ。

(巷で流行り(?)のフィンテックに関しては、「単純作業で自動化が可能なものはどんどん自動化すれば良いし、そうするのが至極当然のこと」と考えていますので、特別注視するような事項ではないと存じている次第です。)

皆様もぜひ、皆様が事業を行われている市場・業界にとってどういった1年となるか、「読み」を効かせていただければと思っております。


僕個人としては、2017年の方針(=これまでに積み上げてきたものを変わらず継続して積み上げていきながら、さらにそれをどのように昇華させるか)を手堅く遂行することができましたので、まずは2018年もこの積み上げを継続していきたいと考えております。

加えて、本年も新しい(これまでに受けたことのない種類の案件)オファーが来ておりますので、適度に(でも、しっかりと!)経営資源を割いて、新しい挑戦を止めることのないようにしていく予定でもおります。


…と、いつになく真面目な話をしましたが、基本的には本年も例年と変わることなく”ゆるゆる””ぐでんぐでん”な「財務のおじさん」「法務のおじさん」で在り続けますので、皆様には変わらぬ御愛顧のほどをいただけますと幸いに存じる次第なのでございます。

皆様にとっても本年が旧年中よりも良い年になりますよう、ささやかではありますが、心から願っております。

2017年12月2日土曜日

環境変化の機微を読み取ることも小規模事業者の立派な仕事です。:今週の経営管理&財務ノート(17/11/25~12/1)

皆様お疲れ様です。いよいよサッカーJリーグ1部も最終節、先週以上にアドレナリンがダダ漏れ状態のにったです。

我らが鹿島アントラーズは連覇をかけてアウェイでジュビロ磐田と対戦…色々と因縁のある相手ですので、不安が全くないといえば嘘になりますが、もうここまで来たら1年間積み重ねてきたことを信じるしかありません!

―という訳で、相変わらず本日午後は、僕自身が持つ資源の全てを鹿島アントラーズに振り分けさせていただく次第なのでございます!!!

1. 週末の考察

【景気、緩やかな成長持続へ 大阪で本社討論会 by 日本経済新聞】
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24157390R01C17A2EA4000/

「来年のことを言うと鬼が笑う」と言いますが、経営者・事業者というのは逆で、「次の1年~3年程度」の環境の変化に対して常にアンテナを張り続けることが「仕事」の1つであると考えております。

2017年が終わった時(=新年に入ってからのできる限り早い時期)に1年の総括をしっかりと行い、そしてその総括と「次の1~3年程度に関する環境変化の機微」を踏まえて、自社や自分自身の方針・ポジションに修正・調整をかけていく―

そのために、普段から環境変化の機微を読み取っておくことが大切であるという訳です。

さて、本記事をご覧になられている小規模事業者の皆様は、「2018年」という1年をどうお読みになられているのでしょうか。考えたことがある方はもちろん、考えたことのない方はぜひともこれを機に、一度ご考察いただければと存じる次第です。

2. 時事ニュース切り抜き

【「現金お断り」。完全キャッシュレス店舗をロイヤルホールディングスが開業。その狙いを聞いた by Foodist Media】
https://www.inshokuten.com/foodist/article/4614/

現金決済や現金管理の労力コストというのは、事業者が思っている以上に大きいというのが実際のところだったりします。

そのため、そのあたりにかけている人件費とカード決済手数料を冷静に比較すると、後者の方がコストが小さくなる場合が大いにある(というか、大半と言っても過言ではないかもしれません…)ものと推測致しております。

ただし、小規模事業者にとって「明日から全てをキャッシュレス化する」ことが非現実的であるということも事実です。現状ではカード決済(電子マネー決済含む)の比率がまだまだ低く、現金決済の顧客を全て失っても財務を健全に回せるほど定着している訳ではありませんからね…。

しかし、日本国全体として見ると、2020年の東京オリンピックへ向けて決済のキャッシュレス化を図っていく流れとなっております。ですので、準備だけはしておく―少なくとも視野には入れておく―というのが適切な姿勢であると考える次第です。

3.今週の行政関係ニュースまとめ

【軽減税率対策補助金の期限を延長します by 中小企業庁】
http://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/zeisei/2017/171122zeiritu.htm

2019年10月1日から導入が予定されている消費税軽減税率制度(複数税率等)に関して、その対応(複数税率対応レジの導入や受発注システムの改修など)が必要な中小企業に対して提供されている補助金(「軽減税率対策補助金」)の期限が延長されるとのことです。

※現行では平成30年1月31日までに事業完了とされているところ、平成31年9月30日までに事業完了という形に変更されます。

補助金の申請受付期限についてもこれに伴い変更される(後日発表)とのことですので、該当する事業者・中小企業の方は、ぜひ軽減税率対策補助金事務局または中小企業庁のウェブサイトを定期的にチェックいただければと存じます。

4. 今週のツイートから

三國志ヲタクの僕としてはどうしても無視できない話題でした…!

個人的には、企業の広告としてコンテンツをただひたすら消費するのでなく、細かい部分をしっかりと作り込みながらユーザーが存分に楽しめる工夫も施しているあたり、率直に「すごい!」と感じております。

広報部がちゃんと仕事をしているというか、「ブランディング」とはかくあるべきというか…そんな感じの印象ですね。

巷でそれなりの頻度で見かける「炎上マーケティング」や「ステルスマーケティング」というのは、一時的な認知度は上がれど、潜在顧客が自社商品・自社サービスを購入しようというところには繋がりづらいのではないかと考えます。

結局、ネット上であろうがリアルの場であろうが、最終的には「信用」が大事なのではないかと改めて強く感じた次第です。

それでは良い週末を!

2017年11月26日日曜日

会計(や簿記)の歴史って紐解いていくとなかなか面白いですよ。:今週の経営管理&財務ノート(17/11/18~11/24)

皆様お疲れ様です。我らが鹿島アントラーズ、今日勝てば文句なしのJ1リーグ制覇!!にアドレナリンが止まらないにったです。

「残り2節で1勝すれば優勝」という条件ではありますが、滅多にない我々の聖地・カシマスタジアムで決められる機会!(※最終節はアウェイの磐田戦であるため、ホームで決めるには今日が唯一のチャンスであるのです。)

超難敵である柏が相手ですが、なりふり構わず勝ちきっての戴冠といきたいところ…僕も本日午後はなりふり構わず、僕が持つ資源の全てを鹿島アントラーズに振り分けようと存じております!!

1. 週末の考察

【なぜイギリス東インド会社は植民地統治にピボットしたのか by MONEY PLUS】
https://moneyforward.com/media/life/43581/

高校の世界史で「イギリス東インド会社は植民地を統治することとなった」という知識だけ頭に入れましたが、深く紐解いていくとこういった経緯があったのですね。実に面白いです。

さて、簿記(技術)というのは、IT業界特有の言い方を借りると「枯れた技術」だと感じています。先人たちの長い時間をかけた試行錯誤のおかげで、「財務状態を的確に表現するための技術」として、既に完成され尽くしたものとなっていると思う訳です。

「なぜ会計(≒簿記技術)を用いて、財務状態を的確に表現しなければならないのか?」というおそらくは誰しもが1度は思ったことのある疑問には、歴史が答えてくれていると思っています。

イマイチ意義が分からなかったり、ついつい疎かにしてしまうという方には、ぜひとも会計や簿記の歴史を紐解いてみるというアプローチも試してみてはいかがでしょうか。

2. 時事ニュース切り抜き

【未来のレジ係はロボットに? 接客から決済まで全て担当する「レジ for Pepper」は月額1.5万円から by ロボスタ】
https://robotstart.info/2017/11/20/srw-regi.html

最近少しずつ街中で見かける機会が増えてきたPepperくんですが、いよいよ決済をひと通り行うことができる(=レジ係を任せられる)機能が搭載されるとのことです。

ちなみに、他サイトの別記事によると、「標準的なケース」の場合の予算は月額2.5万円程度とのこと。

もちろん実機に触れてみなければ実際のところは分かりませんし、各事業者の(想定)顧客の特性にもよりますが、記事を読んだ限りで機能面や金銭面などを総合的に考えると、小規模事業者にとっても投資対効果がかなり高いのではないかと感じております。

関連記事:【AIでレジ会計、JR東が大宮駅で無人店の実験 画像で店内の客の動きつかむ by 日本経済新聞】
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO23684870Q7A121C1X12000/

3.今週の行政関係ニュースまとめ

【いわゆる人手不足業種の背後にあるものは何か?;求人意欲と、アウトプットレベル、労働生産性の関係 by 経済産業省】
http://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikeizai/kako/20171117minikeizai.html

求人意欲(=求人率)とアウトプットレベル(=生産活動指数:生産活動の活発さ)・労働生産性の関係性について、経済産業省が調査・分析を行った結果が公表されております。

人出不足の解決策として「求職者から選択してもらいやすい業務遂行体制や組織を作る」ことが王道であることは言うまでもありませんが、もう1つ、「人がやらなくても良い作業は人にやらせないようにする(=自動化できるところは自動化する)」ことの重要性が高まっていることも見て取れるように思います。

このあたり、小規模事業者も(否、小規模事業者だからこそ)、今後さらに「IT(技術)やロボット・機械・機器との付き合い方」の上手さが問われることになっていきそうだと感じているところです。

4. 今週のツイートから

何年前か忘れましたが、Googleがこの「20%ルール」を廃止した(とみられる)という話が目に入ってきた記憶があるんですよね。…が、実際は僕の記憶違いだったようで、今現在でもしっかりと続かせている模様です。

小規模事業者というのは、どうしても既存の事業・既存の業務に注力してしまうもので、なかなか「新しいこと」「次のこと」に目を向けることが難しかったりするものです。

しかし、外部環境は刻一刻と変化しており、その変化に対して随時適応させていく・自分たちも変化していくことは極めて大切な訳です。そのため、いつまでも同じことだけ行っているというのは、ゆくゆく茹で蛙化してしまう危険性を高めると考えております。

「事業者(事業体)としての時間や労力」の何割かは「新しいこと」「次のこと」に振り分ける、小規模事業者こそ特に意識して取り組み続けたいものです。

それでは良い日曜日を!